主婦・子育て中でもできる距離感の整え方
返さない勇気は、
関係を壊すためじゃない
LINE、誘い、ちょっとした愚痴。
気づくと、いろいろな連絡が
日常の中に入り込んできます。
全部大事にしたい気持ちはある。
無視したいわけでも、
冷たくなりたいわけでもない。
でも正直なところ、
今すぐ返せない日もありますよね。
子どもが泣いている。
家の中が回っていない。
頭も気持ちも、余裕がない。
そんなとき、
「返さなきゃ」と思うほど、
人間関係が重たく感じてしまうことがあります。
ここで一つ、
整理しておきたいことがあります。
今すぐ返さない=縁を切る
というわけではありません。
返せない時間があるのは、
生活がちゃんと動いている証拠でもあります。
人間関係は、
常に同じ温度、同じテンポで
続くものではありません。
特に子育て中や生活に追われている時期は、
関係を考える以前に、
まず今日を回すことで精一杯になることがあります。
問題になりやすいのは、
返せないことそのものよりも、
「全部説明しようとすること」です。
「今忙しくて」
「余裕がなくて」
「本当は行きたいんだけど」
こうした言葉を重ねるほど、
相手の反応や感情まで、
引き受ける形になってしまいます。
実は、距離感を整えている人ほど、
説明を最小限にしています。
たとえば、
「今日は難しそう。また連絡するね」
「今回は見送るね」
「今は余裕がなくて」
理由は一言。
感情は乗せない。
冷たく見えるかもしれませんが、
これは相手を突き放す態度ではありません。
境界線が分かりやすいだけです。
説明を減らすと、
相手に期待を持たせすぎない。
交渉の余地を作らない。
余計な誤解も生まれにくい。
結果として、
関係はむしろ静かに保たれます。
距離感が安定している人には、
いくつか共通点があります。
すべてに反応しない。
返せない自分を責めない。
「今はここまで」と、
あらかじめ線を引いている。
これは性格ではなく、
今の暮らしに合わせた選び方です。
そしてもう一つ大切なのは、
「今は人間関係を広げる時期じゃない」
と、自分に許可を出していること。
今は守るだけで精一杯。
それでいい。
少し返事が遅れても、
会えない時期があっても、
自然に戻れる関係は、ちゃんと残ります。
逆に、
この“間”に耐えられない関係は、
今の生活フェーズとは合っていなかっただけ。
切った、切られた、ではありません。
ただ、
距離が調整されたというだけのこと。
人間関係は、
がんばって維持するものではなく、
今の暮らしに合う距離感に
合わせていくものです。
返さない勇気は、
関係を壊すためじゃない。
自分の生活を守りながら、
無理のない位置で人と関わるためのもの。
そう考えられるようになると、
人付き合いの疲れ方は、
確実に軽くなっていきます。
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その日のあなたに合う距離で。
そっと寄り添える場所として、
ここにあります。
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