龍空
仕事のつらい言葉に打ちのめされたとき③
第③話
それでも傷ついてしまうあなたへ
― その痛みは「心の弱さ」ではなく、向き合うチャンス ―
頭では分かっている。
「あの人の言葉は、私のすべてじゃない」
「相手の問題でもある」
それでも、心は簡単に割り切れない。
ふとした瞬間に思い出して、胸が締めつけられる。
もし今、あなたがそんな状態なら。
それは失敗でも後退でもありません。
あなたの心が、
ずっと後回しにしてきた
何かに気づこうとしているサインです。
■ 傷は「今」だけでできたものではない
心理学では、
強く反応してしまう感情の多くは、
過去の未消化な感情と結びついていると考えます。
・否定された経験
・頑張っても認められなかった記憶
・我慢することで居場所を守ってきた過去
仕事での一言が深く刺さるのは、
今の出来事が、それらの感情に触れてしまったから。
つまり、
今のつらさは「異常」ではなく、
心が癒される順番を待っていた感情なのです。
■ 傷つくあなたは、壊れているわけではない
「こんなことで落ち込む私はダメ」
「もっと強くならなきゃ」
そう思ってしまう人ほど、
これまでたくさん耐えてきた人です。
心理的に見ると、
傷つきやすい人は
・感受性が高い
・他人の期待を感じ取りやすい
・場の空気を大切にする
という、対人能力の高い資質を持っています。
それは弱点ではなく、
あなたが生き延びるために身につけてきた力。
今はただ、その力を
「自分を責める方向」に
使いすぎているだけなのです。
■ 向き合うべきは「出来事」ではなく「感情」
心を癒すとき、
何があったかを何度も振り返る必要はありません。
大切なのは、
そのときどんな気持ちを感じたか。
・悔しかった
・悲しかった
・怖かった
・認めてほしかった
それらの感情を、
「感じてはいけないもの」にしないこと。
感情は、感じ切ることで静まっていきます。
押し込めるほど、形を変えて何度も現れます。
■ 傷は、人生の流れを変える入口になる
心が深く傷つくとき、
それは人生の軌道が変わる直前であることも多いです。
もう、
「我慢し続ける生き方」が限界だと、
心が教えてくれているのかもしれません。
この痛みは、
あなたを壊すためではなく、
これからの生き方を選び直すための合図。
向き合った人から、
心は確実に軽くなっていきます。
次回は、
本当の心の強さとは何かを、
心理学の視点からお話しします。
耐えることでも、鈍感になることでもない。
「回復できる心」を育てる方法へ進んでいきます。
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