曽我部 キキョウ
言霊と漢字 ~ 日本人が文字に魂を見てしまう理由 第4章
===目次===
序章
第1章 言霊とは何だったのか
第2章 そこに漢字がやってきた
第3章 漢字はもともと神聖な文字だった
第4章 日本人は漢字に「新しい魂」を与えた
第5章 名前に漢字を選ぶ文化
終わりに
第4章 日本人は漢字に「新しい魂」を与えた
漢字は、神の声を聞き、
それを記録するものとして
誕生しました。
しかしその後、政治や、
人間同士の言葉を
伝えるものとして
新たな道を歩みます。
日本に漢字の体系が入ってきたのは
主に4~5世紀とされています。
その頃の中国はというと、
後漢から三国、晋、南北朝へと続く時代。
漢字は法律や戸籍、税、
そして外交文書などを書くための、
国家運営に欠かせない文字と
なっていました。
つまり文字は文明の証であり、
エリートの共通言語でもあったのです。
さて、ところ変わって日本ではどうでしょう。
これまでは言葉を発しても、
空気に消えていくだけだったのに、
その言葉が形を得ました。
音が物体化した、とでも言いますか。
言葉を残すことができるようになり
つまり、音の保存できるものになったのです。
ここで、日本独特の現象が起きます。
日本語を書くために、
万葉仮名という方法を生み出したのです。
万葉仮名では、字の意味は使いません。
音だけを借りて、言葉をつづるのです。
こうして漢字は、日本語を収める
音の容器にもなりました。
ここからの流れは自然です。
音に言霊が宿るのであれば、
その音を封じ込めた漢字にも、
魂は宿るはずだ、と考えました。
中世になると、
梵字、お札、曼荼羅と、
文字そのものが
呪力の媒体となりました。
こうして、音だけであった言霊の文化は、
文字に対しても霊力を感じるようになり、
結果として、世界でも珍しい、
文字に魂を感じる文化となりました。
漢字そのものに、
特別な意味や力があるとする考えは
人名を付けるときにも
もちろん当てはまります。
結果、人の名付にどのような
変化が出たのか、
それは次回見てみましょう。
===つづく===
※過去の記事はこちらでご覧いただけます。
※ほしよみ堂大阪アメ村店の記事はこちらからどうぞ。

★★★曽我部キキョウ★★★
★ほしよみ堂大阪アメ村店★出演日
2026年3月の出演日
3日、12日、14日、15日、17日、20日、21日、26日、29日
★原宿ほしよみ堂★
2026年3月
9日、10日、11日
★浅草ほしよみ堂★(時間についてはご確認ください)
2026年3月
18日、19日、22日、23日、24日
★ほしよみ堂金沢店★
2026年3月
30日、31日
★タロットカードレッスン行っています★
ほしよみ堂大阪アメ村店にて、平日昼開催。
詳細はほしよみ堂 大阪アメ村店までお問い合わせください。
電話番号 070-9316-0272







