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曽我部 キキョウ

独善とは何か 第2章 なぜ人は独善的になるのか

独善とは何か

===目次===

第1章 独善とは「正しさの押し付け」である

第2章 なぜ人は独善的になるのか

第3章 独善と信念の境界線

 

 

第2章 なぜ人は独善的になるのか

 

人というものは、いつも主観で生きています。

 

自分の体験や環境、文化という眼鏡をかけ、

その先の世界を見て

「常識」を自分の中に作り上げています。

 

普通という言葉一つにしても、

家庭によって違いますし、

仕事の業界ごとにも

違うものです。

 

しかし人は自分一人かもしれない

その普通が、普遍的なものと感じています。

 

つまり、価値観は

世界ではなく自分自身の人生から

作られていくものです。

 

特に成功体験は

それが正しい方法として

脳に刻まれます。

 

成功パターンを繰り返すのは

それが安全かつ正しいという

脳の判断があるからです。

 

だから、新しい考えを否定しやすくなります。

 

例えば、親は自分が育ってきたやり方を

子どもにもさせようとします。

勉強していい大学に入れた親は、

子どもにも勉強をさせようとするように。

 

成功体験は、人を賢くするときもあれば

頑固にもするということです。

 

実際のところ、

独善は悪意から生まれるとは限りません。

むしろ、正義感から生じることが多くあります。

 

自分の価値観を正しいと確信し、

他人にも守らせたくなるのです。

 

身近な例を見てみましょう。

 

エレベーターの乗り方で、

先に乗った人は「開」ボタンを押しておく、

という行為があります。

 

ある人にとっては当然の常識。

でも他の人には

「気を遣う人もいるんだな」程度のこと。

 

ボタン一つでも、常識は人それぞれ。

ですが、「開」ボタンを押すことが

正しい行いだと信じている人にすると

平気で奥へ乗り込む人は非常識です。

 

正義感が強い人は、

自分の常識、つまり「開」ボタンを

押す「べき」だと主張し、

しない人を批判するでしょう。

 

これも、規模は小さいですが

独善の典型です。

自分の常識を社会の正しさだと

思ってしまう瞬間だから。

 

脳というものは、複雑な情報を嫌います。

善悪、正誤で決めると、脳としては楽なのです。

 

自分が正しいと決めれば、

脳は楽になり、

疑う必要も、考える必要もなくなります。

 

結果、独善とは

脳にとって非常に楽な思考法なのです。

 

独善とは、特別な人だけの

問題ではありません。

 

脳の構造を考えると、

これは人間の自然な思考の延長線上です。

つまり、誰もが陥る思考法であり、

行いでもあるのです。

 

ところで、独善に似たものに、

信念があります。

 

こちらはいい意味の言葉です。

 

何が違うか、

次回見ていきましょう。

 

===つづく===

 

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