ミルラ
MYRRHA ( みるら )|本物ほど、前に出ない。結果を出す人が静かな理由。
「 本物ほど前に出ない 」
昔、そんな言葉を聞いた
ことがあります。
正確な言い回しは忘れて
しまったけど、なぜか今
でも覚えている言葉です。
もちろん、前に出ることが
悪いわけではありません。
自分を発信することも、
実績をアピールすることも、
仕事ではある程度、必要。
人には、自分を表現したい、
認められたい欲求があります。
これは決して悪いもの
ではありません…
むしろ、太陽や獅子座が象徴
する、とても自然な欲求です。
「 私はこういう人間です 」
「 これが私の才能です 」
「 私をちゃんと見てほしい 」
自分の存在を世の中に
打ち出していく力。
それがあるからこそ、
人は創造し、挑戦し、
自己表現していきます。
でも、ここにはひとつ
落とし穴があります。
「 認められること 」と
「 実力があること 」は、
同じではありません。
ここを混同してしまうと、
いつの間にか結果を出す
ことより、結果を出して
いるように見せることが
目的になってしまいます。
一方、土星が象徴するのは、
時間をかけて積み上げること。
すぐに評価されなくても、
地道に経験を重ねる。
失敗したら修正する。
できなかったことを、
できるようにする。
時間をかけて身についた
ものは、わざわざ大声で
証明しなくても、仕事や
成果の中に現れてきます。
だから私は、
「 本物ほど、前に出ない 」
という言葉には、土星的な
美しさがあると思っています。
もちろん、太陽も必要です。
自分の存在を打ち出す力が
なければ、才能を世の中に
届けることもできません。
「 私はここに存在している 」
と太陽が言い、今度は土星が、
「 それを結果で見せてください 」
と問いかけてくるような関係
なのかもしれません。
最終的に、本当に積み重ねて
きたものは、本人が説明しなく
ても周囲が気づいていく。
「 あの人にお願いしたい 」
「 あの人に聞けばいい 」
「 あの人だから任せたい 」
そうやって、評価は自分の口
からではなく、他者の言葉や
結果として返ってくる。
占い師という仕事も、
「 私はこんなに当たります!! 」
とアピールするよりも、
目の前の人に何を返せるか。
1人ひとりの鑑定を
積み重ねていった先に、
「 またお願いしたい 」
という言葉が生まれる。
それこそが、いちばん静かで、
強い評価なのかもしれません。
前に出なくてもいい。
でも、積み重ねることはやめない。
なぜなら、本物は前に出なくても、
結果が勝手に前に出てくるから。
そんなことを、ふと感じた
今日この頃でした。
MYRRHA みるら
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