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その秘密、なぜ漏れる?四柱推命で読む『情報を守れる人・話してしまう人』

「まさか、こんな情報まで外に出るとは思わなかった」

最近、企業や組織の情報漏洩に関するニュースを目にする機会が増えました。

不正アクセス。
システムの脆弱性。
メールの誤送信。
人為的なミス。

原因はそれぞれ違います。

では、占い師として少し違う角度から考えてみます。

四柱推命で見ると、「情報を持つこと」と「情報を外へ出すこと」は、実はまったく別の性質です。

そしてこれは企業だけの話ではありません。

「誰にも言わないでね」と聞いた話を、別の人に話してしまう。

お客様から聞いた相談内容を、何気なく誰かに話してしまう。

社内だけの話をSNSに書いてしまう。

そこには、「情報との付き合い方」という人間の性質が表れます。

四柱推命で「情報」を考えてみる

もちろん、四柱推命に

「この人は情報漏洩を起こします」

という星があるわけではありません。

そこまで単純に人を決めつけるものではないからです。

ただ、十神の働きを使えば、その人が情報をどう扱いやすいのかを考えるヒントにはなります。

たとえば「印星」。

印綬や偏印は、知識、学習、記録、情報を受け取る力などと関連づけて読むことがあります。

情報を集める。
覚える。
蓄積する。
考える。

いわば「入ってくる情報」と相性のよい星です。

一方、食神や傷官などの「食傷」は、自分の中にあるものを外へ表現する働きとして読むことができます。

話す。
書く。
発信する。
伝える。

現代ならブログ、SNS、動画、口コミも、食傷的な世界と考えると分かりやすいでしょう。

つまり、

印星=情報を取り込む
食傷=情報を外へ出す

と考えることもできます。

問題は、この「出す力」が悪いことではないということです。

むしろ占い師、講師、作家、営業、SNS発信者などには、とても大切な力です。

大事なのは、

「何を出してよいのか」

「どこまで出してよいのか」

という境界線です。

「知っている」と「話していい」は別の話

ここを間違える人がいます。

自分が知っている情報だから、自分が話してもよい。

そんなことはありません。

これは四柱推命以前の問題でもあります。

会社で知った情報。
友人から聞いた秘密。
お客様から聞いた相談。
家族だけの話。

情報を知る権利と、それを外へ出す権利は別です。

占い館なら、これは特に重要です。

恋愛、不倫、離婚、家族、仕事、お金、人間関係。

占い師は、お客様が普段ほかの人には言わないような話まで聞くことがあります。

だからこそ、

「私はこんな相談を受けた」

とSNSやブログに書く場合にも、慎重さが必要です。

名前を書かなければ大丈夫、とは限りません。

年齢、職業、地域、家族構成、出来事などを組み合わせれば、本人が分かってしまう場合もあります。

占い師に必要なのは、「たくさん聞ける力」だけではありません。

「聞いたことを守れる力」も必要なのです。

官星は「ルール」と「境界線」

そこで四柱推命的にもう一つ考えたいのが、正官や偏官などの「官星」です。

官星には、規律、責任、社会的ルール、秩序といった意味があります。

情報管理に置き換えるなら、

「これは話してはいけない」

「この情報はここまで」

「このルールは守らなければならない」

という境界線を意識する働きとして考えることができます。

情報漏洩対策というと、パスワードやセキュリティソフトなど、システム面ばかりに目が向きます。

もちろん、それは非常に重要です。

でも最後に情報を扱っているのは人間です。

どれだけシステムを強くしても、

パスワードを人に教える。

個人情報を見える場所に置く。

宛先を確認せず送信する。

内部情報をSNSに投稿する。

これでは意味がありません。

つまり、

「知識を持つ力」

「伝える力」

「守る力」

この三つのバランスが必要なのです。

情報社会だからこそ「黙る力」が価値になる

今は誰でも発信できる時代です。

思ったことをすぐ投稿できる。
写真をすぐアップできる。
誰かから聞いた話も、数秒で何千人もの人へ伝えられる。

だからこそ私は、これから価値が高くなる能力の一つは、

「話せる力」ではなく、

「話さない力」

ではないかと思っています。

何でも発信する人より、

「これは私が話すことではない」

と判断できる人。

知っていても黙っていられる人。

必要な相手に、必要な情報だけを伝えられる人。

これは立派な信用です。

そして信用というものは、不思議なものです。

何年もかけて積み上げても、一度の情報漏洩で崩れることがあります。

四柱推命は「漏洩する人」を決める占いではない

ここは誤解してほしくありません。

命式を見て、

「食傷が強いから口が軽い」

「官星がないからルールを守れない」

などと断定するのは、私は違うと思っています。

同じ星でも、環境や経験、教育、本人の意識によって表れ方は変わります。

四柱推命は、人を犯罪者や問題人物に分類するための道具ではありません。

自分にはどんな傾向があり、

どこを意識すればよりよく生きられるのか。

そこを見るために使いたいものです。

話すことが得意なら、

「何を話すか」を意識する。

たくさんの情報を扱う仕事なら、

「どう守るか」を意識する。

人から相談されやすいなら、

「聞いた話を自分のものにしない」。

そこまでできて初めて、「情報を扱える人」なのだと思います。

占い師こそ情報管理を忘れてはいけない

ほしよみ堂大阪梅田店にも、毎日さまざまなご相談があります。

恋愛。
仕事。
結婚。
家族。
人には言いにくい悩み。

占い師は、ときにはご家族や友人よりも深い話を聞く仕事です。

だから私は、

「よく当たる占い師」である以前に、

「安心して話せる占い師」であることが重要だと考えています。

秘密を話した翌日に、

「あの話、大丈夫だったかな」

と心配になる占い館ではいけません。

四柱推命で未来を読む前に、

目の前のお客様から預かった情報を守る。

最近の情報漏洩のニュースを見ながら、あらためてそんなことを考えました。

情報が簡単に外へ出せる時代だからこそ、

何を伝えるのか。

何を伝えないのか。

そして、何を守るのか。

もしかすると現代で最も必要な「開運行動」の一つは、

余計なことを言わないことなのかもしれません。

占いのことならほしよみ堂大阪梅田店 大阪駅前第3ビル地下2階

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