島郷かっぱ
【仕事占い】自分には何の才能がある?向いている仕事が分からない
こんにちは。
若松生まれの占い師、島郷かっぱです。
「自分には何の才能がありますか?」
「今の仕事が自分に向いているのか分かりません」
「転職したいけれど、何をしたらいいのか分かりません」
仕事の相談では、こうした悩みもよくあります。
周りを見ると、
仕事ができる人がいる。
話すのが上手な人がいる。
資格をたくさん持っている人がいる。
好きなことを仕事にしている人もいる。
そんな人たちを見ると、
「自分には何もないな……」
と思ってしまうことがあります。
でも、本当にそうでしょうか。
今回は、
「自分には何の才能がある?向いている仕事が分からない」
という相談について、四柱推命とタロットを使いながら考えてみたいと思います。
才能というと、すごいものを想像してしまう
「才能があります」
と言われると、
特別な能力を想像する人が多いかもしれません。
絵がものすごく上手。
歌がうまい。
スポーツが得意。
頭がいい。
人前で話すのがうまい。
もちろん、それも才能です。
でも、
才能はそんな分かりやすいものだけではありません。
人の話を聞くことができる。
毎日同じことを続けられる。
細かいところに気づく。
初対面の人とも自然に話せる。
数字を見るのが苦にならない。
文章を書くことが好き。
困っている人を見ると放っておけない。
こうしたものも、
立派なその人の強みです。
自分の才能ほど、自分では気づきにくい
面白いことに、
自分が自然にできることほど、
本人は才能だと思っていない場合があります。
なぜなら、
自分にとっては普通だからです。
「これくらい誰でもできるでしょう」
と思っている。
でも、
他の人にとっては難しいことがあります。
たとえば、
人の話を30分聞くことが苦にならない人。
細かな数字をチェックするのが好きな人。
初対面でも話しかけられる人。
一人で何時間も集中できる人。
それぞれ違います。
自分にとっての普通が、誰かにとっての才能
ということがあります。
「好き」と「得意」も違う
仕事を考えるとき、
もう一つ分けて考えたいのが、
好きなことと得意なこと
です。
好きだけれど、
得意ではない。
逆に、
それほど好きではないけれど、
なぜか人よりうまくできる。
そんなこともあります。
さらに、
得意だけれど、
仕事として毎日やりたいわけではない。
ということもあります。
だから、
「好きなことを仕事にすればいい」
だけでは、
なかなか答えが出ないんですよね。
前回の曽根古墳群から考えてみる
前回の北九州めぐりでは、
小倉南区の曽根古墳群について書きました。
1500年以上前から残る古墳を見ながら、
「時代が変わっても、大切なものは残っていく」
ということを考えました。
人間にも、
ずっと持っているものがあります。
子どもの頃から好きだったこと。
なぜか得意だったこと。
人からよく頼まれてきたこと。
仕事を変えても役立った能力。
そうしたものを振り返ってみると、
自分の強みが見えてくることがあります。
四柱推命で才能を見る
四柱推命では、
生年月日などから命式を作ります。
そして、
命式全体のバランスを見ながら、
その人の性質や強み、
行動の傾向などを考えていきます。
仕事について見る場合も、
「あなたは営業職です」
「あなたは事務職です」
と職業を一つ決めるものではありません。
私はむしろ、
「どんな働き方なら、その人らしさを生かしやすいか」
を見ることが大切だと思っています。
まず見るのは「日干」
四柱推命では、
自分自身を表すものとして、
日干(にっかん)
を見ます。
日干には、
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸、
10種類があります。
これを十干(じっかん)といいます。
たとえば、
大きな木にたとえられる「甲」。
草花にたとえられる「乙」。
太陽にたとえられる「丙」。
灯火にたとえられる「丁」。
山にたとえられる「戊」。
田畑にたとえられる「己」。
鉄などにたとえられる「庚」。
宝石などにたとえられる「辛」。
大きな水にたとえられる「壬」。
雨や小さな水にたとえられる「癸」。
もちろん、
「甲だからこの仕事」
と単純に決めるわけではありません。
でも、
その人の基本的な性質を考える入口になります。
「通変星」から強みを見る
仕事や才能を見るときに、
よく使われるのが通変星です。
比肩。
劫財。
食神。
傷官。
偏財。
正財。
偏官。
正官。
偏印。
印綬。
全部で10種類あります。
それぞれに特徴があります。
たとえば、
自分の力で進みたい。
表現することが得意。
人とのつながりを広げる。
コツコツ積み上げる。
責任感を持って働く。
知識を深める。
そうした方向性を見るヒントになります。
「この星があるから、この職業」ではない
ここは大切です。
たとえば、
「食神があるから飲食業」
「偏財があるから営業」
「印綬があるから先生」
というように、
一つの星だけで職業を決めることはできません。
同じ星を持っていても、
人によって命式全体が違います。
育った環境も違います。
経験も違います。
好きなことも違います。
だから、
星は職業を決めるものというより、
自分の能力をどんな方向で使いやすいかを見るヒント
として考えると分かりやすいと思います。
五行のバランスも見る
四柱推命では、
木・火・土・金・水
という五行も見ます。
木は、
成長や向上。
火は、
表現や情熱。
土は、
安定や受け止める力。
金は、
判断や決断。
水は、
知恵や柔軟性。
そんなイメージがあります。
どれが多いのか。
どれが少ないのか。
そして、
それぞれがどう関係しているのか。
命式全体を見ることで、
その人の特徴が少しずつ見えてきます。
十二運から「力の出し方」を考える
さらに、
四柱推命では十二運を見ることもあります。
長生。
沐浴。
冠帯。
建禄。
帝旺。
衰。
病。
死。
墓。
絶。
胎。
養。
名前だけを見ると、
「死」や「病」があって怖いと思うかもしれません。
でも、
文字通り病気になる、死ぬという意味ではありません。
人が生まれ、成長し、成熟していく流れを表したものです。
十二運からも、
その人がどのような形で力を発揮しやすいのかを考えるヒントが得られます。
「向いている仕事」より「向いている働き方」
私は、
仕事占いではここを大切にしたいと思っています。
何の仕事が向いているか
だけではなく、
どんな働き方が向いているか。
同じ営業職でも、
新規のお客様へどんどんアプローチする営業があります。
既存のお客様との関係を長く築く営業もあります。
同じ事務職でも、
一人で集中する仕事もあれば、
多くの人との調整が必要な仕事もあります。
同じ占い師でも、
文章鑑定が得意な人。
電話鑑定が得意な人。
対面鑑定が得意な人。
講師が向いている人。
それぞれ違います。
だから、
職業名だけで考えないことも大切です。
タロットでも仕事の才能を見てみる
タロットを使って、
自分の仕事の強みを見ることもできます。
たとえば、
こんな6枚です。
①自分がすでに持っている才能
自分では気づいていない強みも含めて見ます。
②人から評価されやすいところ
周囲から見た自分の長所です。
③仕事で苦手になりやすいこと
どんな環境で力を出しにくいのか。
④才能を生かしやすい環境
組織なのか、自由な環境なのか。
人と関わるのか、一人で集中するのか。
⑤これから伸ばしたい能力
今後の成長ポイントです。
⑥仕事についてのアドバイス
今できる一歩を見ます。
「魔術師」が出たら?
才能の位置に、
「魔術師」
が出たとします。
魔術師には、
始める力。
コミュニケーション。
アイデア。
持っているものを使う。
そんな意味があります。
このカードで面白いのは、
魔術師の前には、
すでに道具があることです。
つまり、
「何も持っていない」のではなく、すでに持っているものをどう使うか
という見方ができます。
これは仕事の才能を考えるときにも、
とても大切だと思います。
「ペンタクルの8」が出たら?
「ペンタクルの8」
なら、
技術を磨く。
繰り返し練習する。
コツコツ積み上げる。
職人的に取り組む。
そんな意味として読むことがあります。
派手な才能ではないかもしれません。
でも、
仕事では非常に強い力です。
一日では大きな差にならなくても、
一年、三年、五年と続けることで、
大きな差になります。
「女帝」が出たら?
「女帝」
なら、
育てる。
受け入れる。
豊かにする。
人を安心させる。
そんな方向で読むことがあります。
人を育てる仕事。
接客。
教育。
人の話を聞く仕事。
何かを作り上げていく仕事。
いろいろな可能性があります。
カード一枚から、
「この職業です」
と決めるのではなく、
その人の強みをどう仕事に結びつけるか
を一緒に考えていきます。
自分の才能を知る簡単な方法
占いをしなくても、
自分の才能を探す方法があります。
一度、
こんなことを書き出してみてください。
「人からよく頼まれることは何?」
パソコンを教えてと言われる。
相談に乗ってと言われる。
文章を見てと言われる。
幹事をお願いされる。
数字を確認してと言われる。
人は、
できない人には、
何度も同じことを頼みません。
よく頼まれることの中に、
自分の強みが隠れていることがあります。
「なぜか自分には簡単」を探す
もう一つあります。
「他の人は大変そうなのに、自分にはそれほど苦ではないこと」
を探してみます。
人前で話すこと。
文章を書くこと。
数字を見ること。
知らない人と話すこと。
細かな作業。
毎日続けること。
一人で行動すること。
人によって違います。
自分には普通でも、
他の人からすると、
「よくそんなことできるね」
と思われることがあります。
そこに、
才能の種があります。
苦手なことから才能が見える場合もある
逆に、
苦手なことを書き出してみるのも面白いです。
細かなルールが多い仕事が苦手。
ずっと一人で作業するのが苦手。
知らない人へ電話するのが苦手。
同じ作業を繰り返すのが苦手。
人から細かく指示されるのが苦手。
苦手が分かると、
自分が力を発揮しやすい環境も見えてきます。
才能は、
「何ができるか」
だけではなく、
「どこなら力を出しやすいか」
まで考えると分かりやすくなります。
40代、50代から才能に気づくこともある
「今さら才能を探しても遅い」
と思う人もいるかもしれません。
でも、
私はそうは思いません。
若い頃は気づかなかったことが、
年齢を重ねてから分かることがあります。
会社員として経験したこと。
子育て。
人間関係。
失敗。
趣味。
資格。
転職。
いろいろな経験が重なったからこそ、
できることがあります。
若い頃のような勢いとは違う、
経験から生まれる強み
があります。
自分自身を振り返ってみると
私自身も、
学生時代から、
「将来は占い師になる」
と思っていたわけではありません。
会社員として働き、
いろいろな経験をして、
その後、
占いを学びました。
四柱推命。
タロット。
数秘術。
ルノルマンカード。
西洋占星術。
学んでみると、
今まで経験してきたことが、
少しずつつながっていきました。
人の話を聞くこと。
自分の経験を言葉にすること。
文章を書くこと。
いろいろなことが、
占い師としての活動にも生きています。
人生って、
あとから点と点がつながることがあります。
今の仕事が「向いていない」と感じたら
ここも大切です。
今の仕事がつらいからといって、
すぐに、
「自分には才能がない」
と思わなくてもいい。
仕事が合っていないのかもしれません。
職場が合っていないのかもしれません。
上司との相性かもしれません。
働き方が合っていないのかもしれません。
同じ能力でも、
環境が変わると評価が変わることがあります。
今いる場所で評価されないからといって、
自分に価値がないわけではありません。
「天職」を探しすぎなくてもいい
「自分の天職は何ですか?」
と聞きたくなることがあります。
でも、
一生に一つだけの仕事を見つけなければならない、
と考えると苦しくなります。
人生の時期によって、
合う仕事が変わることもあります。
20代で合う仕事。
40代でやりたい仕事。
60代だからできる仕事。
違ってもいいんです。
一つの仕事だけが、
あなたの正解とは限りません。
曽根古墳群から考える「自分の中に残っているもの」
前回紹介した曽根古墳群には、
1500年以上前の歴史が残っています。
人間にも、
長い人生の中で積み重なったものがあります。
これまでやってきた仕事。
勉強したこと。
失敗したこと。
趣味。
人との出会い。
誰かから教えてもらったこと。
それらは、
全部なくなっているわけではありません。
自分の中に残っています。
だから、
新しい仕事を考えるとき、
ゼロから始めると思わなくてもいいんです。
過去の経験を棚卸ししてみる
もし、
「自分には何もない」
と思ったら、
これまでを振り返ってみてください。
今までどんな仕事をした?
何を人から褒められた?
何を長く続けてきた?
何なら人に教えられる?
何をしているときが楽しかった?
逆に、何が苦しかった?
そこを書き出していくと、
自分の中にあるものが見えてきます。
意外と、
何もないどころか、
たくさん持っていることに気づくかもしれません。
島郷かっぱからひとこと
「自分には何の才能があるんだろう」
そう思ったとき、
いきなり特別な才能を探さなくてもいいと思います。
まず、
自分が今までやってきたことを見てみる。
人から頼まれたこと。
褒められたこと。
長く続けられたこと。
苦にならなかったこと。
そこに、
自分では気づいていない強みがあるかもしれません。
四柱推命やタロットも、
「あなたの職業はこれです」
と人生を決めるものではありません。
むしろ、
自分の中にすでにあるものを見つけるための道具
として使うことができます。
才能は、
最初から大きな花として見つかるとは限りません。
小さな種のようなものかもしれません。
育ててみて、
初めて分かることもあります。
だから、
「自分には何もない」
と決めつけないでください。
まだ、
自分が気づいていないだけかもしれません。
前回の曽根古墳群の記事で、
「時代が変わっても、大切なものは残っていく」
と書きました。
あなたの中にも、
これまでの人生で積み重ねてきたものがあります。
それを一つずつ見つけて、
これからの仕事に生かしていけばいい。
才能は、遠くに探しに行くものではなく、自分の中から見つかることもあります。
若松生まれの占い師、島郷かっぱでした。
それでは、また。






