分かり合えないことがあるからといって、相性が悪いとは限りません
何度話しても、考え方が合わない。
連絡の回数。
お金の使い方。
休日の過ごし方。
仕事と恋愛の優先順位。
家族との距離。
大切な人と意見が違うと、「私たちは相性が悪いのかもしれない」と不安になることがあります。
しかし、相性がよい関係とは、最初から何もかも一致する関係ではありません。
違いが出たときに、相手を間違いだと決めず、二人が続けられる形を探せるか。
そこに関係の相性が表れます。
分かり合うことは、同じ意見になることではありません
相手の気持ちを理解したら、自分も同じように感じなければならない。
そう思ってしまうことがあります。
けれども、理解と同意は別です。
「毎日連絡したいほど、つながっている感じがして安心する」と相手が話したとき、その理由を理解しても、自分まで毎日連絡したくなるとは限りません。
反対に、自分は一人で過ごす時間が必要だと伝えても、相手の寂しさがすぐに消えるわけではないでしょう。
分かり合うとは、二人の違いをなくすことではありません。
「あなたはそう感じるのだね」と、同じではない気持ちが存在する場所を作ることです。
相性は、違いが出た後のやり取りにも表れます
好みや考え方が似ている二人でも、意見がぶつかったときに、片方だけが押し切れば苦しくなります。
一方で、違うところが多くても、理由を聞き、できることを探し、決めたことを見直せる二人なら、関係を育てていける場合があります。
大切なのは、違いがあるかどうかだけではありません。
相手は、あなたの話を決めつけずに聞くでしょうか。
自分の正しさより、二人の困りごとを解こうとするでしょうか。
あなたも相手の事情を知ろうとしているでしょうか。
相性は、生まれたときから決められた完成品ではありません。
二人のやり取りによって、使いやすくも、苦しいものにもなります。
「考え方の違い」で片づけてはいけないこともあります
ただし、何でも「価値観の違い」として受け入れればよいわけではありません。
約束を何度も破る。
嫌だと伝えたことを繰り返す。
断ると怒り、罪悪感を持たせる。
それは、好みや考え方の違いではなく、相手を尊重する姿勢の問題かもしれません。
違いを扱える関係では、片方だけが我慢して終わりません。
互いの事情を知ったうえで、できることと難しいことを出し合います。
「分かってもらえない自分が悪い」と決める前に、伝え方だけでなく、相手が受け取ろうとしているかも見てください。
占いは、相性に合格・不合格をつけるためのものではありません
相性を見るとき、私は「合う」「合わない」だけでは終わらせません。
何に安心を感じる二人なのか。
気持ちがすれ違うと、どちらが追い、どちらが離れやすいのか。
どこは自然に合い、どこには調整が必要なのか。
これから二人が歩み寄れる流れはあるのか。
周易や陰陽師カード、数秘術などを使い、二人の性質、現在地、関係の流れを重ねて見ます。
占いで相性が悪いと言われて不安になっている場合は、「彼との相性が悪いと出ても、別れたほうがいいとは限りません」の記事も参考にしてください。
相性は、関係を終わらせる判決ではなく、違いと工夫を知るための情報です。
完全に分かり合うことより、分からないときに戻れる関係へ
約15年間、人の心に関わる中で、長く続く関係でも「そんなふうに思っていたとは知らなかった」という場面を何度も見てきました。
一度理解したら終わりではありません。
人の気持ちは、経験や生活の変化によって動きます。
大切なのは、すべてを察することではなく、分からなくなったときに聞き直せること。すれ違った後に、二人の間へ戻ってこられることです。
違いがあるから、すぐに相性が悪いと決めなくて大丈夫です。
同じ答えを持つことより、違う答えを持った二人が、互いを小さくせずに話し合えるか。
そこに、関係を続ける力があります。
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく、【無意識の思考や行動のパターン】を読み解くことを得意としています。
恋愛や人間関係で、
「なぜ、いつも同じことで悩むのだろう」
「どうして同じような恋愛を繰り返すのだろう」
そんなときは、一緒にその奥を見ていきましょう。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土






