返事があることと、二人で関係を育てていることは同じではありません
こちらから連絡すれば、返事は来る。
食事に誘えば、会ってくれる。
気まずくなっても、自分から話しかければ元に戻る。
だから、関係は続いているように見えます。
けれど、自分が動かなければ何も始まらない。
そんなとき、「この人は関係を大切にしているのか。それとも、私が動くから応じているだけなのか」と分からなくなることがあります。
返事があることと、相手も関係を育てようとしていることは同じではありません。
反応することと、働きかけることは別です
連絡をもらったから返す。
誘われたから会う。
そこに好意や親しさがある場合も多いでしょう。
ただ、相手から来たものに反応することと、自分から関係を動かすことには違いがあります。
自分から予定を尋ねる。
元気がない相手に声をかける。
すれ違ったときに話し合おうとする。
こうした行動には、その関係を自分も担おうとする意思が表れます。
相手が何を感じているのか。
その気持ちを、どのような行動にしているのか。
この二つを分けて見なければ、「返事があるから大切にされている」とも、「自分から来ないから気持ちがない」とも、簡単には決められません。
一時的な偏りと、固定された役割があります
関係は、いつも半分ずつ支えなければならないわけではありません。
忙しい時期には、一方が多く動くこともあります。
見たいのは、長い時間の中で支える側と支えられる側が入れ替わるかどうかです。
一方が疲れたときには、もう一方が動く。
困ったときには、相手なりの方法で関係を守ろうとする。
その動きがあるなら、今の偏りは一時的かもしれません。
反対に、一人が話題を探し、予定を合わせ、途切れそうになるたびにつなぎ直しているなら、関係が続いているというより、その人の努力で保たれている可能性があります。
一人で支え続けてしまう側にも理由があります
負担が偏っていると気づいても、動くのをやめられないことがあります。
自分から連絡しなければ忘れられる。
役に立たなければ必要とされない。
気まずさを放っておけば、そのまま終わってしまう。
そのような不安があると、相手が動く前に自分が何とかしようとします。
そして相手もそれに慣れると、動かなくても関係が続く状態が出来上がります。
どちらか一人を責めるだけでは、この構造は見えません。
なぜ相手は受け身なのか。
なぜ自分は支える役割を降りられないのか。
二人の行動の組み合わせを見ることで、変えられる部分が分かります。
占いでは、気持ち・行動・未来を分けて見ます
鑑定では、「相手はあなたを好きです」という答えだけで終わらせません。
相手はどのような気持ちを持っているのか。
その気持ちを行動にする意思があるのか。
今の関わり方を続けたとき、関係はどうなっていくのか。
この三つを分けて見ます。
好意はあっても、受け身のままという人がいます。
反対に、状況が変われば自分から関係に向き合う人もいます。
まず占いで、相手の気持ちと未来の流れを確認する。
そのうえで、「自分が何とかしなければ」という不安が強い場合には、その反応がどこから生まれているのかも一緒に見ていきます。
私は約15年間、カウンセリングやコーチングを通して、人が関係の中で無意識に引き受ける役割や、繰り返す行動のパターンに向き合ってきました。
自分から動くことが悪いのではありません。
ただ、やめたら関係がなくなる気がして、苦しくても続けているのなら、一度立ち止まってよいと思います。
関係が切れていないことだけで安心せず、二人で育てていける関係なのかを確かめてみませんか。
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兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく、無意識の思考や行動のパターンを読み解くことを得意としています。
「自分が動かなければ、関係が終わりそう」
「いつも同じ役割を引き受けてしまう」
そんなときは、相手の気持ちと関係の構造を一緒に見ていきましょう。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土






