痩せたい。でも体力がない。
― スポーツの日に考えたい「まずは動ける体づくり」―
10月12日は「スポーツの日」です。
「スポーツ」と聞くと、
走ったり、
ジムに通ったり、
汗をたくさんかいたり。
そんな運動を思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも、
「痩せたいと思っているけれど、運動する体力がない」
「少し動いただけで疲れてしまう」
「昔より明らかに筋力が落ちた」
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ダイエットのために運動しなくちゃ。
そう思っているのに、
体がついてこない。
すると、
「私って意志が弱いのかな」
と思ってしまうことがあります。
でも、そんな時に必要なのは、
いきなり頑張って痩せることではなく、まずは動ける体を取り戻すこと
なのかもしれません。
昔と同じダイエットができなくてもいい
若い頃なら、
少し食事を減らしたり、
たくさん歩いたりすれば、
比較的簡単に体重が落ちた。
そんな経験のある方もいるでしょう。
ところが年齢を重ねてくると、
「昔と同じようにはいかない」
と感じることがあります。
体力や筋力、生活リズムも、
若い頃とは変わってきます。
それなのに、
「毎日1万歩歩こう」
「スクワットを何十回しよう」
「食事を減らそう」
と最初から高い目標を立てると、
続けることそのものが苦しくなってしまいます。
できなかった自分を責めて、
運動自体が嫌になってしまったら、
もったいないですよね。
「痩せる」より先に「動ける」を目標にする
もし基礎体力が落ちていると感じているなら、
最初の目標を、
「○キロ痩せる」
ではなく、
「今より少し動けるようになる」
に変えてみてはいかがでしょう。
例えば、
今までより5分だけ多く歩いてみる。
エレベーターではなく、
無理のない範囲で階段を使ってみる。
椅子からゆっくり立って、また座ってみる。
テレビを見ながら足を動かしてみる。
家事の合間に少し体を伸ばしてみる。
大切なのは、
「これくらいでは運動にならない」
と思わないことです。
ゼロだったものを1にする。
まずはそこからでいいのです。
「できた」を増やしていく
ダイエットを始めると、
どうしても体重計の数字が気になります。
昨日より減った。
増えてしまった。
こんなに頑張ったのに変わらない。
でも、体重だけを成果にしてしまうと、
変化が見えない時に挫折しやすくなります。
だから最初のうちは、
「今日は10分歩けた」
「前より階段が楽になった」
「立ち上がる時が少し楽になった」
「疲れにくくなった気がする」
そんな小さな変化にも目を向けてみてください。
体重計には表れない変化も、立派な前進です。
頑張りすぎないことも、続けるためには大切
真面目な人ほど、
「やるならちゃんとやらなくちゃ」
と思います。
毎日やらなくちゃ。
30分以上運動しなくちゃ。
もっと頑張らなくちゃ。
でも、
最初から100点を目指す必要はありません。
今日は10分。
疲れている日は5分。
体調が良くない日は休む。
それでもいいのです。
無理をして三日で終わるより、
「これならできそう」
ということを長く続ける。
その方が、自分の体と付き合っていくうえでは大切なのではないでしょうか
ダイエットの本当の目的は何でしょう?
ここで一度、
「私は、なぜ痩せたいのだろう?」
と考えてみてください。
体重計の数字を減らしたいからでしょうか。
もちろん、それも一つの目標です。
でも、その先には、
旅行を楽しみたい。
好きな洋服を着たい。
階段を楽に上りたい。
疲れにくい体になりたい。
これからも自分の足でいろいろな場所へ行きたい。
そんな願いがあるのではないでしょうか。
だとしたら、
目指したいのは単に「細い体」ではなく、
これからの人生を楽しめる体
なのかもしれません。
スポーツの日を、小さなスタートの日に
スポーツの日だからといって、
特別な運動をする必要はありません。
運動が得意な人だけの日でもありません。
「最近、体力が落ちたな」
そう感じている人こそ、
自分の体について考える日にしてみてはいかがでしょう。
今日から毎日運動する。
そんな大きな決心をしなくても大丈夫。
まず今日は、
いつもより5分だけ歩いてみる。
少しだけ体を動かしてみる。
それくらいから始めてみませんか。
50代でも、60代でも、70代でも、
今の自分にできるところから始めればいい。
昨日の自分より、
ほんの少し動けたら、それで十分です。
痩せることを急ぐより、これから先も動ける体をつくっていく。
今年のスポーツの日を、
そんな小さな一歩を始める日にしてみませんか。
ほしよみ堂北千住店
鑑定師 いまここ而今






