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島郷かっぱ

小倉南区・春吉の眼鏡橋 ~遠回りしても、渡れる橋はきっとある~

こんにちは。

若松生まれの占い師、島郷かっぱです。

最近の北九州めぐりでは、私が学生時代を過ごした小倉南区の自然や歴史ある場所を紹介しています。

平尾台。

曽根干潟。

菅生の滝。

ます渕ダム。

北九州空港。

安部山公園。

そして前回の歴史編では、曽根古墳群を紹介しました。

 

今回は、同じ小倉南区に残る歴史ある橋、

春吉の眼鏡橋

を訪ねてみたいと思います。

今回のテーマは、

「遠回りしても、渡れる橋はきっとある」

です。

 

小倉南区に残る春吉の眼鏡橋

春吉の眼鏡橋は、小倉南区春吉にある石造りのアーチ橋です。

北九州市の資料によると、1919年(大正8年)に完成しました。

長さは約20.5メートル。

幅は約4.5メートル。

二つの美しいアーチを持つ石橋です。

眼鏡橋という名前は、橋のアーチが水面に映ると、眼鏡のように見えることに由来します。

現在では北九州市の指定文化財となっています。

 

100年以上前に造られた橋が、

今も小倉南区に残っている。

そう考えるだけでも、

なんだか不思議な気持ちになります。

 

なぜ石橋が造られたのか

昔は、今のように道路が整備されていたわけではありません。

川を越えることは、

私たちが考える以上に大変なことだったでしょう。

向こう岸へ行きたい。

 

でも、

川がある。

そこで人は、

橋を造りました。

 

橋ができることで、

人が渡れる。

物を運べる。

人と人が行き来できる。

地域と地域がつながる。

橋というものは、

単なる建造物ではありません。

「こちら側」と「向こう側」をつなぐもの

なんですよね。

 

人生にも「こちら側」と「向こう側」がある

橋を見ていると、

人生にも似たような場面があると思います。

今の会社に残るか。

転職するか。

好きな人に気持ちを伝えるか。

このまま待つか。

新しいことを始めるか。

今まで通りの生活を続けるか。

私たちは何度も、

「こちら側」と「向こう側」の間で迷います。

向こう側へ行ってみたい。

 

でも、

怖い。

そんな経験はありませんか。

 

橋を渡る前が一番不安なのかもしれない

転職でもそうです。

転職したい。

でも、

次の会社でうまくいくか分からない。

人間関係は?

給料は?

仕事内容は?

今より悪くなったら?

いろいろ考えてしまいます。

恋愛でも同じです。

好きな人に、

「今度ご飯に行きませんか?」

と言いたい。

 

でも、

断られたらどうしよう。

関係が気まずくなったら?

今のままのほうがいいのでは?

橋の前で、

何度も行ったり来たりするような気持ちになります。

 

渡らなければ見えない景色もある

もちろん、

無理に橋を渡る必要はありません。

準備ができていないなら、

少し待ってもいい。

 

でも、

こちら側から、

向こう側の景色をすべて見ることはできません。

実際に一歩進んでみて、

初めて分かることがあります。

転職活動を始めて、

初めて自分の市場価値が分かる。

好きな人を誘ってみて、

初めて相手の反応が分かる。

新しい趣味を始めて、

初めて新しい人と出会う。

人生には、

動いてみないと分からないこと

があります。

 

タロットの「愚者」

橋から私が思い浮かべるタロットカードの一つが、

「愚者」

です。

 

新しい旅。

自由。

可能性。

未知の世界。

新しいスタート。

そんな意味として読むことがあります。

 

愚者は、

未来が全部分かってから出発するわけではありません。

「絶対成功する」

という保証を持っているわけでもありません。

それでも、

一歩を踏み出します。

人生も同じです。

すべてが分かってから動こうと思っていると、

なかなか動けないことがあります。

 

でも、勢いだけで渡らなくてもいい

愚者というカードには、

自由や可能性がある一方で、

無計画にならないよう注意して読むこともあります。

 

だから、

「怖くても、とにかく行け!」

ということではありません。

橋が安全なのか確認する。

向こう側へ行く目的を考える。

必要な準備をする。

それから渡る。

人生でも同じです。

転職なら、

求人を調べる。

収入を確認する。

家族と相談する。

貯金を確認する。

 

恋愛なら、

相手との現在の関係を見る。

相手の状況を考える。

そして、

少しずつ距離を縮める。

準備をしてから渡ってもいいんです。

 

遠回りは失敗なのか

人生を振り返ると、

「あのとき、こうしておけばよかった」

と思うことがあります。

もっと勉強しておけばよかった。

違う会社へ行けばよかった。

あの人に気持ちを伝えればよかった。

もっと早く始めればよかった。

 

でも、

本当に遠回りだったのでしょうか。

その道を通ったから、

身についたこともあります。

その人と出会ったから、

分かったこともあります。

失敗したから、

次に気をつけることが分かった。

遠回りしたからこそ、

見えた景色があります。

 

タロットの「運命の輪」

もう一枚、

人生の道を考えるときに思い浮かぶのが、

「運命の輪」

です。

 

流れ。

転機。

タイミング。

変化。

そんな意味として読むことがあります。

人生には、

自分では予定していなかった出来事があります。

突然の異動。

転職。

出会い。

別れ。

偶然誘われたイベント。

たまたま始めた趣味。

 

最初は、

「どうしてこんなことになったんだろう」

と思う。

でも、

数年後に振り返ると、

「あそこが人生の転機だった」

と思うことがあります。

 

人生は最短距離でなくてもいい

今は、

何でも効率が求められます。

最短で成功する方法。

最短で資格を取る方法。

最短でお金を稼ぐ方法。

できるだけ失敗しない方法。

 

もちろん、

効率は大切です。

でも、

人生まで全部、

最短距離で進む必要があるのでしょうか。

寄り道した。

失敗した。

立ち止まった。

戻った。

 

また進んだ。

そんな道でも、

最後に自分が納得できる場所へ着けばいい。

私はそう思います。

 

前回の「才能」の話から考える

前回の記事では、

「自分には何の才能がある?向いている仕事が分からない」

というテーマについて書きました。

自分に向いている仕事を、

最初から見つけられる人ばかりではありません。

いろいろな仕事を経験して、

「これは違うな」

と気づく。

別の仕事をして、

「これは意外と得意かもしれない」

と気づく。

 

そうやって、

自分のことが少しずつ分かってきます。

だから、

仕事を変えた経験も、

遠回りとは限りません。

 

「違った」と分かることも前進

新しいことを始めてみた。

でも、

合わなかった。

すると、

「失敗した」

と思います。

 

でも、

「これは自分には合わない」

と分かった。

それも一つの答えです。

何もしなければ、

ずっと、

「もしかしたら向いていたかも」

と思い続けるかもしれません。

 

やってみたから分かった。

それなら、

その経験は無駄ではありません。

 

四柱推命で見る「自分らしい道」

四柱推命では、

命式を通して、

その人の性質や行動の傾向などを見ていきます。

人と関わることで力を発揮する人。

一人で集中するほうがいい人。

安定した環境で力を出しやすい人。

変化がある環境のほうが生き生きする人。

いろいろです。

 

だから、

誰かにとって正しい道が、

自分にも正しいとは限りません。

自分には、自分の渡りやすい橋があります。

 

人と比べると、自分の道が分からなくなる

友達は結婚した。

同期は昇進した。

知り合いが家を買った。

同級生が独立した。

 

SNSを見れば、

成功している人がたくさん出てきます。

すると、

「自分は遅れている」

と思うことがあります。

でも、

その人が渡っている橋と、

自分が渡る橋は違います。

行き先も違います。

出発地点も違います。

だから、

同じ速度で渡る必要はありません。

 

「戻る」という選択もある

橋を渡ってみた。

でも、

「違ったな」

と思うこともあります。

そんなとき、

戻ってもいいと思います。

転職したけれど、

以前の仕事のほうが自分に合っていた。

都会へ出たけれど、

地元へ戻りたくなった。

新しいことを始めたけれど、

違う道を選びたくなった。

一度決めたから、

一生その道を進まなければならないわけではありません。

方向転換も、人生の選択です。

 

恋愛にも橋がある

恋愛でも、

二人の間に橋を架ける必要があります。

好きな人がいる。

でも、

待っているだけでは、

相手に気持ちが伝わらないことがあります。

以前紹介した石峰山のろし台の記事でも、

「大切な気持ちは、伝えなければ届かない」

という話をしました。

いきなり告白しなくてもいい。

「今度ご飯に行きませんか?」

 

でもいい。

「最近どう?」

でもいい。

小さな一言が、

二人の間に橋を架けることがあります。

 

ただし、橋は一人だけでは完成しない

恋愛の場合、

こちらが橋を架けようとしても、

相手が渡ってきてくれないことがあります。

こちらから連絡する。

こちらから誘う。

こちらから予定を合わせる。

いつも自分ばかり。

 

それでは、

疲れてしまいます。

恋愛は、

一人だけで完成させるものではありません。

自分が一歩進んだら、

今度は相手の反応を見る。

相手もこちらへ歩いてきてくれるのか。

そこを見ることも大切です。

 

橋は「人と人」をつなぐ

春吉の眼鏡橋は、

川のこちら側と向こう側をつなぎます。

でも、

橋がつないでいるのは、

土地だけではありません。

そこを渡る人。

その先に暮らす人。

地域と地域。

人と人をつないできました。

 

人生でも、

人とのつながりが、

思いがけない道を作ってくれることがあります。

誰かに誘われた。

誰かに紹介された。

誰かから仕事を教えてもらった。

たった一つの出会いから、

人生が変わることがあります。

 

占いも「橋」なのかもしれない

私は、

占いも少し橋に似ていると思います。

相談者さんは、

こちら側にいます。

「どうしたらいいんだろう」

「この先どうなるんだろう」

「進んで大丈夫かな」

そんな不安を抱えています。

占い師が、

相談者さんを向こう岸まで運ぶわけではありません。

本人の代わりに人生を歩くこともできません。

 

でも、

タロットや四柱推命を使って、

「こんな道もありますよ」

と一緒に橋を探すことはできます。

 

橋を渡るのは自分自身

最後に決めるのは、

自分です。

転職する。

今の会社に残る。

好きな人に連絡する。

少し待つ。

新しいことを始める。

もう少し準備する。

どれが正解なのか、

最初から分からないこともあります。

 

でも、

自分で考えて選んだ道なら、

その先でまた考えればいい。

 

100年以上残る橋から考える

春吉の眼鏡橋は、

大正時代に造られ、

100年以上の時を越えて残っています。

橋を造った人たちは、

100年以上後に、

占い師かっぱが人生について考えながら記事を書いているなんて、

想像していなかったでしょうね(笑)。

 

でも、

橋は残りました。

人が造ったものが、

次の世代へ受け継がれていく。

前回の曽根古墳群にも通じるものがあります。

 

遠回りしても、渡れる橋はきっとある

人生では、

思っていた道を進めないことがあります。

就職した会社が合わなかった。

恋愛がうまくいかなかった。

夢を諦めた。

病気や家庭の事情で、

計画を変えなければならなかった。

「自分だけ遠回りしている」

と思うこともあります。

 

でも、

遠回りしたからといって、

目的地へ着けないと決まったわけではありません。

道が一つなくなったなら、

別の道を探せばいい。

目の前に川があるなら、

渡れる橋を探せばいい。

すぐに見つからないこともあります。

少し戻らなければならないこともあります。

 

でも、

人生には、道が一つしかないわけではありません。

 

島郷かっぱからひとこと

春吉の眼鏡橋。

100年以上前から、

川のこちら側と向こう側をつないできた石橋です。

人生にも、

渡らなければならない橋があります。

怖くて、

なかなか一歩を踏み出せないこともあります。

遠回りすることもあります。

一度戻ることもあります。

 

でも、

それでいいと思います。

大切なのは、

人と比べて、

「自分は遅れている」

と決めつけないこと。

自分には、

自分の道があります。

 

そして、

自分のタイミングがあります。

遠回りしても、渡れる橋はきっとある。

今いる場所から、

次の場所へ。

焦らず、

自分のペースで渡っていけばいい。

学生時代を過ごした小倉南区。

春吉の眼鏡橋から、

そんなことを考えました。

若松生まれの占い師、島郷かっぱでした。

それでは、また。

 

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