星 叶夢
星 叶夢(ほし かなむ)
ほしよみ堂大阪梅田店所属
「楽しかったね!」その先が言えない ~勝手に万葉集・数秘2の恋心~
~勝手に万葉集・数秘2の恋心~
毎週木曜日は「勝手に万葉集」
1300年前に詠まれた恋の歌を、現代の恋愛に置き換えたらどうなるのか?
占い師・星叶夢が、数秘術の視点も取り入れながら、勝手に楽しんでいます。
今日のチョイスはこちら。
君がため
浮沼の池の
菱摘むと
我が染めし袖
濡れにけるかも
📖万葉集
あなたのために菱を摘もうとしたら、染めた着物の袖まで濡れてしまった。
好きな人のためなら、ついつい動いてしまう。
そんな姿が浮かんできませんか?
今回は、この恋歌を「数秘2」の恋心として読んでみました。
前回のデート、その後
「勝手に万葉集」の主人公は、高校3年生の叶夢
彼とは遠距離恋愛中です。
前回は、夏休みに帰省していた彼と、彼の好きな静かな場所へデートに行きました。
ふたりで静かに過ごす時間を、
「ガチで尊い」
と感じた叶夢。
楽しい夏休みでした。
ところが――
彼は帰ってしまいました。
そして叶夢、重大なことに気づきます。
次のデートの約束をしていません。
「ママ〜!
次のデートの約束してないんだけど……」
モジモジ
占い師のママは、
「叶夢は“2”だから、つい遠慮しちゃうのよね?」
すると叶夢は、
「うん。邪魔したくないから……」
会いたい。
でも忙しかったら?
迷惑だったら?
そんなふうに相手のことを考えているうちに、自分の気持ちを引っ込めてしまいます。
そこでママが提案します。
「『夏休み楽しかったね!』だけ伝えてみたら?」
それなら送れるかも。
叶夢、しばらく悩んで――
「楽しかったね!」
ポチ。
即レス祈願
……次のデートの話、ひと文字も入ってません(笑)
数秘2は、相手を大切にする人
数秘2は、相手の気持ちや周囲の空気を感じ取ることが得意です。
優しく、人との調和を大切にする。
自分が前へ出るより、相手を支えたり、そっと寄り添ったりすることが自然にできる人です。
恋愛でも、
「喜んでくれるかな?」
「忙しくないかな?」
「迷惑じゃないかな?」
と、相手の気持ちをよく考えます。
それは2の素敵な優しさ。
でも、その優しさが強くなりすぎると、「遠慮」に変わることがあります。
本当は会いたいのに言えない。
聞きたいことがあるのに聞けない。
相手を大切にするあまり、自分の気持ちを後回しにしてしまうのです。
1300年前の袖から、令和のスマホへ
今回、JK叶夢はこの歌をこんなふうに受け取りました。
あなたのためって
菱の花をとりにいったら
袖までびしょびしょ
スマホはセーフで良かった
またふたりで💕
1300年前なら、大切なのは濡れてしまった美しい袖。
令和の高校生なら……
とりあえずスマホの無事を確認するでしょう(笑)
でも、時代が変わっても、その行動の始まりにあるものは同じなのかもしれません。
「あなたのために」
好きな人が楽しそうなら、自分も嬉しい。
喜んでくれるなら、ちょっと頑張ってしまう。
そしてデートが終わったら、
「また、ふたりで行きたいな」
と思う。
でも、数秘2の叶夢は、その肝心な一言がなかなか言えません。
送ったメッセージは、
「楽しかったね!」
だけ。
優しい2も、我慢しすぎると……
相手を思いやる2は、自分の気持ちを飲み込んでしまうことがあります。
そして我慢を重ねすぎると、ある日突然、
ドカーン💥
相手からすれば、
「え? 何があったの?」
本人からすれば、
「ずっと我慢してたんだけど!」
だったりします(笑)
だから、爆発する前に小さく伝えることも大切。
ママも、
「次のデートに誘いなさい」
とは言いませんでした。
「楽しかったね!だけ伝えてみたら?」
叶夢ができそうな、小さな一歩を提案しただけ。
占いも、未来を決めつけるものではなく、自分の気持ちを整理して、一歩動くためのヒントになればいい。
叶夢は今日、その一歩を「ポチ」しました。
即レス祈願🙏
……叶夢、既読ついた?(笑)
私にも、
LOVE❤️SONG
送って♪






