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沖倉千座

うまくいってたのに別れた。そんな夜に

うまくいっていた。特に不満もない。喧嘩もしていない。

なのに、なぜ別れることになったのかわからない。

そういう気持ちで、今日ここにたどり着いた人もいると思います。

「うまくいってたのに別れた」。 その言葉を検索したとき、頭の中にあったのは答えよりも、 もしかしたら「なぜ」だったんじゃないかな、と思って。

なぜ別れたんだろう。 何かが足りなかったのかな。 私が気づけなかっただけ?

その「なぜ」が頭から離れなくて、 原因がわからないまま、ただ時間だけが過ぎていく。 そういう苦しさって、誰かにうまく説明できないんですよね。

だって、うまくいっていたんだから。 喧嘩したわけでも、何かあったわけでもない。 なのに終わってしまった、という事実だけが残っている。

今日はそれを、正直に書きます。


気づかなかっただけで

復縁の鑑定をするとき、話の中でふと出てくることがあります。

「うまくいっていたと思っていたんですけど、 今思えばあの頃から、なんか違ったかもしれなくて」

その言葉を聞くたびに、思うことがあって。

別れた理由は、別れる直前にあるわけじゃないことが多い。 うまくいっていた頃に、もうすでに始まっていたのかもしれない、と。 気づかなかっただけで。

一般的に、別れの原因というと「喧嘩」や「すれ違い」など、 目に見えるできごとが思い浮かびます。

でも実際は、もっと静かなところから始まっていることが多い。


「だろう」が積み重なっていく

付き合いたての頃は、相手のことをよく見ていたと思います。

どんな言葉に傷つくか。 何をされると嬉しいか。 どういうときに不安になるか。

一生懸命、知ろうとしていた。

でも時間が経つと、相手のことを考える頻度が減ってきませんか。 もうわかったような気がするから。

連絡しなくても大丈夫だろう。 これくらい言っても平気だろう。 あの人はこういう人だから。

そういう「だろう」が、気づかないうちに積み重なっていく。

返信が一日遅れても、「まあいいか」と思った。 誕生日のお祝いを後回しにしても、きっと気にしないだろうと思った。 そんなふうに、小さな「まあいいか」が少しずつ重なっていく。

それがずれの始まりだったりするのですが、 うまくいっているときは、気づけないんですよね。


その「なぜ」を、一緒に見ていく

鑑定では、今のご縁がどこにあるか、このまま復縁できるのかをお伝えすることができます。

でも私が大切にしているのは、答えをお伝えするだけでなく、 なぜそうなったのかを一緒に見ることです。

「なぜ別れることになったのか」を知らないまま復縁しても、 また同じところに戻ってくることがある。

タロットを使いながら、その「なぜ」を一緒に読んでいきます。

たとえば、カードに「距離」や「沈黙」を示すものが出てきたとき。 それはふたりの間に、言えなかった気持ちがあったことを教えてくれます。

どのカードが出るかよりも、そのカードがどんな場面を映しているのか。 そこを一緒に読んでいくような鑑定です。

難しい言葉は使いません。 ただ、「あの頃、何があったのか」を一緒に見ていく。

うまくいっていたように見えた頃、何が起きていたのか。 どこから、ずれが始まっていたのか。

それが見えると、次に何をすべきかが変わってきます。


ひとりで抱えなくていい

頭ではわかっていても、気持ちが追いつかないことがあります。

「なぜ別れたのか、いくら考えてもわからない」 「うまくいっていたはずなのに、何が悪かったのか」

一人で答えを出そうとしても、同じところをぐるぐるするだけで苦しくなります。

考えても考えても、同じ記憶に戻ってくる。 あのとき何か言えばよかった、でも何を言えばよかったのかもわからない。 そういうぐるぐるが、じわじわ消耗させていくんですよね。

復縁の鑑定をしながら、いつも思うことがあります。

もう少し前に来ていたら、と。

別れる前に、ふたりの間にあったずれを知っていたら。 うまくいっていた頃の、本当の理由を知っていたら。 まだ小さいうちに、一緒に見ていたら。

でも、そういうことって、うまくいっているときには気づけないんです。 だから責めなくていい。

ひとりで抱えていると、「なぜ」の答えはどんどん遠くなっていきます。 でも誰かと一緒に見ると、不思議と少しずつ整理されていく。 答えが出なくても、「ああ、そういうことだったのかも」と思える瞬間が来る。

今からでも、遅くはないと思っています。 なぜ別れたのかがわかると、これからどうするかが見えてくるから。


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