芽百マミム
父の日が終わった夜、なぜか涙が止まらなかった。まだ元気だから大丈夫と思っていた私が、親に会える時間には限りがあると気づいた日
昨日は父の日でした
SNSを開けば
お父さんとの写真
プレゼントの投稿
家族団らんの風景
たくさんの「ありがとう」が溢れていました
私も父の日に
父の好きなナッツのセットを送りました
するる
父からさくらんぼが届きました
まるで昔から変わらない父らしい愛情表現
こちらが何かすると
いつも倍になって返ってくる
そんな父です
だけど不思議なんです
父のことを考えると
なぜか涙が出る
悲しいわけじゃない
父が病気なわけでもない
何か特別な出来事があったわけでもない
それなのに
父を想うと胸の奥が熱くなる
言葉にできない感情が込み上げてくる
昔は分かりませんでした
なぜ涙が出るのか
でも最近になって気づいたんです
それはきっと
「感謝」と「後悔」が混ざった感情なのだと思います
子どもの頃、
仕事へ行き、
家族を支え、
当たり前のように家に帰ってくる
でも単身赴任も長かったので家を建てて一緒に過ごせる様になったのは私が中学生になってから。
思春期でした。
父がいるのが当たり前の日々…
でも大人になった今、
その「当たり前」がどれほど尊いことだったのかを知ります
父も一人の人間だった
不安もあったはず
苦しい日もあったはず
投げ出したくなった日もあったはず
それでも父は父であり続けた
家族のために
子どものために
父親という役割を背負い続けた
私は親になって初めて
その重さを少しだけ理解できるようになりました
若い頃の私は
父に反抗もしました
勝手に腹が立つこともありました
理解できないこともありました
言い返したことも何度もあります
傷つけた言葉もあったと思います
でも今振り返ると
父はいつもどんな時も優しかった
父は父なりに私との関わりを大切にしていた
毎日寝る前に私の部屋をのぞいてから寝る
母とケンカする時はいつも味方でいてくれた
完璧な親なんていない
でも
精一杯の親はいる
私の父はきっと
そんな父親だったのだと思います
年齢を重ねると
少しずつ見える景色が変わります
昔は未来ばかり見ていました
これから何をするか
どこへ行くか
何を手に入れるか
でも今は違います
残された時間を考えるようになる
親と会える回数
一緒に食事をする回数
笑い合える回数
電話できる回数
全部
無限じゃない
いつか終わりが来る
その事実を知ってしまったからこそ
父を想うと涙が出るのかもしれません
会いたい時に会える
声を聞きたい時に聞ける
それは奇跡なんです
当たり前じゃない
父が元気でいてくれること
母が笑っていてくれること
それだけで十分幸せなことなんだと
最近ようやく分かるようになりました
だから今、
強く思います
親孝行がしたい
何か大きなことじゃなくていい
高価なプレゼントじゃなくていい
一緒にご飯を食べること
電話をすること
「元気?」と聞くこと
「ありがとう」と伝えること
その積み重ねが
きっと親孝行なんだと思います
私たちは、
いつか必ず親を見送る日が来ます
それは避けられない現実です
だからこそ、
後悔だけは少なくしたい
あの時会いに行けばよかった
あの時電話すればよかった
あの時ありがとうと言えばよかった
そんな涙ではなく
たくさんの感謝を抱えて送り出せる自分でいたい
父の日が終わった今
改めて思います
親が生きていることは奇跡
会えることは奇跡
愛されていたことも奇跡
そして、
今こうして感謝できることも奇跡
だから今日も
照れくさくても伝えたい
ありがとう
お父さん
あなたの娘でいられることを
私は誇りに思っています(*´∀`)
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