ミルラ
MYRRHA ( みるら ) |月は約1ヵ月、冥王星は約248年【 後半 】 ── 人生と時代を動かす5つの天体。
前回は、月から火星まで。
私たちの感情や思考、価値観、行動を
日々の中で突き動かしている5つの
天体についてお話ししました。
水星や金星は、私たちの思考や好み、
価値観に関わり、火星は時間をかけて、
行動や情熱の方向性に影響を与えます。
これらの天体は、私たち1人ひとりの
人生の中で、比較的身近に働く天体。
では、長い時間をかけて動く天体は、
私たち個人の人生に、どのような
影響を与えるのでしょうか。
木星から冥王星まで。
ここからは、個人の内側を超えて
人生の節目や世代の価値観、時代
そのものを動かしていく5つの天体を
見ていきたいと思います。
【 木星 】
木星は、約12年で12星座を1周します。
ひとつの星座に約1年滞在する木星。
木星が象徴するのは「 拡大 」「 成長 」
「 発展 」「 可能性 」
今まで知らなかった世界に触れる。
新しい学びを始める。
人との出会いによって、価値観が広がる。
木星が動くとき、それまでの自分の
世界から少し外側へと導かれていきます。
12歳、24歳、36歳、48歳。
約12年という周期は、人生の成長
サイクルとも重なり、視野が変わる
ような節目を迎えやすいのは、木星
の周期とも無関係ではありません。
「 今の自分が知っている世界が、すべてではない 」
人は、経験したことのない
ものを想像するのが苦手です。
自分の可能性を決めつけないために
人生には、世界を広げる時間がある。
それが、木星のもたらす成長なのかもしれません。
【 土星 】
土星は、約29.5年で12星座を1周します。
ひとつの星座に約2〜3年滞在し、
約29 〜 30年で12星座を1周する土星。
土星が象徴するのは「 責任 」「 制限 」
「 課題 」「 構造 」「 成熟 」
木星が「 もっと広げてみよう 」と私たちの
可能性を拡大する天体だとすれば、土星は、
「 本当に続けられる形にできるのか 」
と現実や問題を問いかけてきます。
約29 〜 30歳と約58 〜 60歳前後に
訪れる「 サターンリターン 」は、
人生の大きな節目として知られ、
これまでの生き方を見直し、自分の
責任で人生を組み立て直していく時期。
土星は、すぐに答えを与えてくれる
天体ではありません。
技術。
経験。
信頼。
責任。
これらは、短期間で手に入れることが
できませんが…
時間をかけて積み重ねたものは簡単に
崩れませんし、すぐに結果が出なくても、
何も起きていないという意味ではないのです。
「 時間をかけなければ、身につかないものがある 」
土星の時間は、目に見えないところで
人生の土台をつくっているのです。
【 天王星 】
ここから先は、個人の人生だけでは
捉えきれない大きな時間の流れに入ります。
天王星は、約84年で12星座を1周します。
ひとつの星座に約7年滞在する天王星が
象徴するのは「 改革 」「 自由 」
「 独立 」「 革新 」「 突然の変化 」
天王星の動きは個人の性格というより、
世代全体の価値観に影響を与えます。
ある世代にとって当たり前だったものが、
次の世代にとっては古いものになる。
反対に、以前は存在すらしなかったものが、
いつの間にか社会の常識になっている。
そのような変化を生み出す天王星。
天王星は、
「 当たり前をこれからも続ける必要があるのか 」
と問いかけてきます。
しかし、実際には時代の中で少しずつ蓄積
されてきた「 もう変わらなければならない 」
という流れが一気に表面化していることも。
天王星の変化は、突然やってくる
ように見えるかもしれません。
それと同時に、不安をもたらします。
しかし、変化がなければ時代は更新
されませんし、古い常識を手放す
ことで初めて見える未来もあるのです。
天王星が教えてくれるのは、
「 変化することは失うことだけではない 」
ということなのかもしれません。
【 海王星 】
海王星は、約165年で12星座を1周します。
ひとつの星座に約14年滞在する海王星が
象徴するのは「 夢 」「 理想 」「 想像力 」
「 共感 」「 境界線の曖昧さ 」「 集合的意識 」
海王星は、個人の出来事として
捉えにくい天体かもしれません。
天王星のように、突然何かが
変わるわけでもない。
土星のように、目に見える
課題を与えるわけでもない。
しかし、海王星は世の中全体が共有する
「 夢 」や「 理想 」に影響を与えます。
その時代の人々が何に憧れ、何を信じ、
どんな未来を思い描くのか。
何が「 幸せ 」とされるのか。
どんな生き方が「 理想 」とされるのか。
そうした、目には見えにくい時代の
空気を映し出すのが海王星。
「 目に見えないものも時代を動かしている 」
私たちが自然に感じている価値観も、
自分ひとりの中から生まれたものではなく、
じつは、その時代に共有されたイメージ
の影響を受けているのかもしれませんね。
人々が思い描く未来や理想は、やがて
社会の方向性そのものを変えていくのです
【 冥王星 】
そして最後は、冥王星です。
冥王星は、約248年で12星座を1周します。
ひとつの星座に数十年滞在するため、
冥王星は世代全体、時代そのものに
大きな影響を与える天体。
冥王星が象徴するのは「 権力 」「 極限 」
「 根底からの変容 」「 破壊と再生 」
冥王星の変化もすぐに見えないことがあります。
しかし、時間をかけて社会や価値観の
根底そのものを変えていきます。
これまで当然だと認識されていた
仕組みや価値観が崩れ去る。
隠されていたものが表に出てくる。
古い構造が限界を迎え、新しい
ものへと生まれ変わっていく。
冥王星は表面的な変化ではありません。
「 これまでの仕組みは本当に必要なのか 」
冥王星の周期は約248年。
ひとりの人生では、到底完結
しないほどの長い、永い時間。
冥王星が象徴する変化は、自分の人生で
すべての結果を見るとは限りません。
自分が始めたことの結果を、
次の世代が受け取ることもある。
自分たちの世代が経験した変化が、
後の時代の当たり前になることもある。
冥王星が教えてくれるのは、
「 すべての変化が、自分の人生の中で完結する必要はない 」
ということなのかもしれません。
何十年、何百年という時間をかけて、
古いものが壊れ、新しいものへと
生まれ変わっていく。
冥王星は、そんな大きな時間の
流れを象徴する天体なのです。
木星から冥王星まで。5つの天体が動かす「 人生と時代 」
西洋占星術では、これらの異なるスピードで
動く天体を重ね合わせながら、1人ひとりの
人生や社会全体の流れを読み解いていきます。
「 今すぐ変わること 」だけが重要ではありません。
すぐに答えが出ないからといって、
何も起きてないわけではないのです。
今、自分の人生で起きていることは、
月のようにすぐに変わるテーマなのか。
木星のように、これから世界を
広げていくテーマなのか。
土星のように、時間をかけて
向き合う課題なのか。
あるいは、冥王星のように人生の
根底から変わっていく大きな変化なのか。
星の周期を知ると、
「 なぜ、すぐに変わらないのだろう 」
と焦っていたことが、
「 時間をかけて変わっていくのかもしれない 」
と見えてくることがあります。
天体のスピードは、それぞれ違う。
そして、私たちの人生の変化の
スピードもそれぞれ違う。
だからこそ、星を読むことは、
「 今、自分はどんな時間の中にいるのか 」
を知ることなのです。
MYRRHA みるら
「 ほしよみ堂 大阪梅田店 」7月の出演日は
🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿
3日・10日・17日・20日・24日・31日
🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿
ご予約はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓







