茶灯ぼたん
ペットの気持ちが分かるって、本当?
犬を4匹飼っています。
この話をすると、
「4匹もいるの!?」
と驚かれることがほとんどです。
でも、つい最近までは、ここにうさぎもいました。
残念ながら今年の1月4日、うさぎは虹の橋を渡りました。
犬やうさぎの前にも、金魚やメダカ、ハムスターを飼っていましたし、実家では猫や鳥とも一緒に暮らしていました。
学生の頃には、勝手に猫をもらってきたり、捨て猫を拾って帰ったりしては、母を毎回呆れさせていました。
昔から周りの人には、
「育てるのが上手だよね」
とよく言われます。
自分では当たり前のことをしているだけだと思っていましたが、何人もの人に言われると、そうなのかもしれないと思うようになりました。
息子が小学生の頃のことです。
ある日、カナヘビのオスとメスを見つけて帰ってきました。
私は爬虫類や両生類だけは苦手でしたが、息子が世話をするという約束で飼うことになりました。
すると、そのカナヘビが卵を産んだのです。
ちょうど今くらいの季節でした。
息子の夏休みの自由研究にもぴったりだと思っていましたが、毎日卵を観察しているうちに、気がつけば息子より私の方が孵化させることに夢中になっていました。
実は今いる4匹の犬のうち2匹は、我が家で生まれた子です。
息子を出産して以来、15年ぶりに3時間おきの授乳をしながら育て、もうすぐ2歳になります。
振り返ってみると、私は幼い頃から、人の感情にとても敏感でした。
相手が何を感じ、何を望んでいるのかを自然と考え、周りに合わせて行動することが多かったように思います。
その感覚が、動物に対しても自然と働いているのかもしれません。
「この子は今、何をしてほしいんだろう。」
「何を伝えようとしているんだろう。」
もちろん、私は獣医でも動物の専門家でもありません。
分からないこともたくさんあります。
それでも、表情やしぐさ、鳴き声、食欲、呼吸、空気の変化…。
ありとあらゆる五感を働かせて、その子の気持ちを感じ取ろうとします。
最近になって、「育てるのが上手」と言われる理由は、特別な知識や技術ではなく、この姿勢なのかもしれないと思うようになりました。
そして、それは占いでも同じです。
カードを読むだけではなく、お話の中にある言葉にならない想いや表情、声のトーンまで感じ取りながら、「本当は何に悩み、何を望んでいるのか」を一緒に見つけていく。
人にも動物にも共通しているのは、相手を理解しようとする気持ち。
私が大切にしているのは、その「感じ取ろうとする心」なのだと思っています。
茶灯 ぼたん
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