お金の使い方には、その人が安心を取り戻す方法が表れることがあります
同じ一万円でも、使う意味は人によって違います。
必要な物を買う。
頑張った自分へご褒美を贈る。
誰にも口を出されず、自分の好きな物を選ぶ。
不安な夜に買い物をして、少し気持ちを落ち着かせる。
お金は物やサービスと交換するためのものです。
しかし、その使い方には、その人が何を得たいのか、どのように安心を取り戻してきたのかが表れることがあります。
買っているのは、物だけとは限りません
欲しかった服を買った瞬間、自分が少し変われるように感じる。
高価な贈り物をして、相手から大切にされていると確かめたくなる。
家族に反対されてきた物を、自分のお金で自由に選ぶ。
仕事で傷ついたあと、「私はこれだけ頑張ったのだから」と買い物をする。
そこでは物と一緒に、安心、自由、承認、反抗する力などを取り戻そうとしているのかもしれません。
そのため、買った物が手元に届いても、本当に必要だった気持ちが満たされなければ、また別の支出が必要になります。
金額だけを見て「無駄遣い」と決めても、その行動が果たしていた役割までは分からないのです。
お金に持たせる意味は、過去の関係から作られます
家で欲しい物を言えなかった。
何かを買うたびに、親から理由を説明するよう求められた。
家族のために我慢することが当たり前だった。
反対に、寂しいときだけ物を与えられていた。
このような経験があれば、お金を使うことが単なる買い物ではなく、「自分で決める」「大切にされる」「我慢を終わらせる」という意味を持つ場合があります。
もちろん、すべての支出を幼少期に結びつける必要はありません。
今の疲れや広告、便利な決済方法など、現実的な要因もあります。
ただ、支出の内容が変わっても同じ気持ちが繰り返されるなら、その使い方が自分をどのように守ってきたのかを見る価値があります。
最初に話す悩みの奥に、別の願いがあります
「お金を使いすぎてしまう」という相談でも、本当に苦しいのは残高だけとは限りません。
自由に選べない暮らしなのか。
誰にも認められない寂しさなのか。
我慢を続ける関係なのか。
本店ブログ「『あなたが最初に話す悩み』が、本当の悩みとは限りません」で書いたように、最初に語られる問題は、奥にある悩みへの入口であることがあります。
約15年間、人の心や行動のパターンに向き合う中でも、「稼げない」「入ると使ってしまう」という言葉の奥に、安心や自由を求める反応が見えてくることがありました。
それを「お金のブロック」と一言で決めず、その人が何を取り戻そうとしているのかを具体的に見ます。
お金を止める前に、必要なものを増やします
支出を見直すことは大切です。
ただ、安心する方法がお金を使うこと一つしかなければ、それを取り上げるだけでは苦しさが残ります。
休む。
人に話す。
自分の希望を言葉にする。
小さなことを自分で選ぶ。
努力を自分でも認める。
お金を使わなくても安心や自由を回復できる方法が増えると、支出を我慢ではなく選択として考えやすくなります。
本店ブログ「悩みがなくなれば幸せになれる?」で扱ったように、問題をなくしたあと、何を増やしたいのかを見ることも必要です。
鑑定では、金運やこれからの流れだけでなく、お金を使う前後でどのような感情が動くのかも整理できます。
ただし、支払いが難しい、借入れが増えている場合は、占いより先に公的・専門的な相談先へつながってください。
お金の使い方を責めるのではなく、その方法で守ってきた心を知る。
そこから、自分に必要な安心を別の形でも選び直せるようになります。
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく、【無意識の思考や行動のパターン】を読み解くことを得意としています。
お金のことで、
「使わないと落ち着かないのに、使うと後悔する」
「なぜ同じ使い方を繰り返すのか知りたい」
そんなときは、金額の奥で求めているものも一緒に見ていきましょう。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土
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