好きな気持ちと、関係を選ぶ覚悟は同じではありません【兵主部久談】
「彼も私のことを好きだと思います」
「それなのに、なぜ付き合おうとしないのでしょうか」
恋愛相談では、この二つの言葉が一緒に出てくることがあります。
好きなら付き合うはず。気持ちがあるなら、いつか行動するはず。
そう考えたくなるのは自然なことです。
けれど、好意があることと、関係を選ぶことは同じではありません。
占いでも、「好きかどうか」だけを見てしまうと、二人の未来を読み違えることがあります。
好意は感情ですが、関係は選択です
人を好きになる気持ちは、心の中に生まれます。
一緒にいたい。
話したい。
離れたくない。
その気持ち自体は本物かもしれません。
一方で、恋人になるには選択が必要です。
自分の時間を使う。
予定を合わせる。
意見が違うときに話し合う。
気持ちだけではなく、生活の中で相手を選び続けることになります。
ここでいう「覚悟」は、大げさな決意ではありません。
自分の気持ちに合う行動を取ることです。
好きでも、その選択を避ける人はいます。
だから、好意が見えたことだけで、交際の未来まで決まったとは言えません。
占いでは、気持ち・意思・行動を分けて見ます
私は恋愛を占うとき、相手の感情だけで答えを終わらせません。
あなたへの好意はあるのか。
関係を進める意思はあるのか。
今、何が行動を止めているのか。
その障害は一時的なものか。
いつ、どのような行動を起こしやすいのか。
この先、二人の関係はどこへ向かうのか。
それぞれを分けて見ます。
気持ちは強く出ているのに、行動は止まったままという結果もあります。
どちらがよい結果かは、「好き」の強さだけでは決められません。
言葉にない愛情を、こちらが補いすぎない
約15年間、人の心や関係のパターンに向き合う中で、相手が動かない理由を自分の中で作り続ける場面を見てきました。
傷つくのが怖いのかもしれない。
仕事が落ち着けば、変わるかもしれない。
どれも可能性はあります。
ただし、可能性と事実は別です。
「動かないから気持ちがない」と決める必要もありません。
一方で、「動かないほど深く悩んでいる」と好意を大きく読み替える必要もないのです。
分からない部分を希望で埋めるほど、相手の現在地が見えにくくなります。
「待てば変わるか」は、気持ちだけでは読めません
町田店ブログ記事「『好きだけど、今は付き合えない』と言う彼。待てば恋人になれる?」では、彼から交際できないと言われた場面を扱いました。
このような相談では、彼の好意だけでなく、交際を妨げているものと、状況が変わる時期を見ます。
そして、待つ未来と距離を変える未来を比べます。
時間がたてば、気持ちが行動へ変わる人もいます。
好意を持ったまま、関係を選ばない人もいます。
大切なのは、心の中に何があるかだけではありません。
その人が、どの未来を選ぼうとしているかです。
占いは、待ち続ける理由を作るためのものではありません
本店ブログ記事「占いは、人生を決めるためではなく、選べる状態に戻るために使いたい」で書いたように、占いは決定を代わりに引き受けるものではありません。
相手の気持ちを知ったうえで、自分はどの関係を選ぶのか。
いつまで待つのか。
何が変わらなければ距離を置くのか。
見えなくなっていた選択肢を、比べられる形へ戻します。
「彼はあなたを好きです」という答えは、うれしいものです。
けれど、本当に必要なのは、その好意が意思と行動へつながるかを知ることかもしれません。
気持ち、意思、行動。この三つを分ければ、相手の言葉だけに未来を預けず、自分が選びたい関係を考えられます。
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく、【無意識の思考や行動のパターン】を読み解くことを得意としています。
相手の好意は感じるのに、関係が進まない。
言葉と行動のどちらを信じればよいのか分からない。
そんなときは、気持ち・意思・行動を分けて、一緒にこれからの流れを見ていきましょう。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土
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