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ロザリン

「わかる」より、「わかろう」とすること

「私のこと、わかってくれてるな。」
そんなふうに感じる相手とは、不思議と安心して話ができます。
恋愛でも、友人関係でも、仕事でも。

人はみんな、「わかってほしい」という気持ちを持っているのかもしれません。

でも、本当に私たちは、
「わかってもらえた」ときに安心しているんだろうか。

もしかすると、
「わかろうとしてもらえた」ときに安心しているのかもしれない。

 

 

私は占い師のレッスンで、こんな質問をすることがあります。

「落ち込んでいる人に、なんて声をかけますか?」
すると、

「落ち込んでるんだね。」
「それは不安だよね。」
という答えが返ってくることがあります。

もちろん、それが悪いわけではありません。

でも私は、こんなふうにも聞いてみます。
「もし自分が落ち込んでいるとき、
いきなり話も聞かずにそう言われたら、
どう感じるだろう?」

すると、多くの人が、
「まずは『何があったの?』って聞いてほしい。」
と答えるのです。

 

何があったのか。
何に傷ついたのか。
どんなことが不安なのか。

そうやって、自分のことを知ろうとしてもらえたとき、
「わかってもらえた」と感じるものじゃないかな?と思うのです。

 

実は最近、私自身も似たようなことを考える出来事がありました。

「ちゃんとできていただろうか。」
「嫌な気持ちにさせていないだろうか。」
「失礼じゃなかっただろうか。」
そんな考えが浮かぶことがあります。

これって一見すると、
相手のことを考えているようにも見えます。

でも今振り返ると、
それは本当の意味で相手に関心を向けていたというより、

「自分がどう思われているか」
を気にしていただけだったのかもしれません。

相手は何を求めていたんだろう。
何をしてもらえたら助かったんだろう。

そんなふうに考えることは、私にとって簡単なことではありません。

だからこそ、今も練習中です。

恋愛でも、同じようなことがある気がします。

「嫌われたくない。」
「重いと思われたくない。」
「愛されているか確かめたい。」

そう思うことは、きっと誰にでもあります。

でも、そんなときほど、
私たちの意識は「自分」に向いているのかもしれません。

その一方で、
「相手はどんな気持ちなんだろう。」
「何をしてもらえたら嬉しいんだろう。」
と考えることができたとき、
同じ出来事でも、少し違った見え方をすることがあります。

 

もちろん、自分の気持ちを後回しにしなくていい。
寂しかった。
悲しかった。
もっと大切にしてほしかった。
そんな気持ちも、とても大切だから。

そのうえで、
「私はどう感じたか。」
だけではなく、
「相手はどう感じているんだろう。」
にも目を向けてみる。

 

最近の私は、
「わかること」よりも、
「わかろうとすること」
のほうが、大切なのかもしれないと思うようになりました。

 

占い師も同じです。

相手のことを言い当てることよりも、
「あなたのことをもっと知りたい。」
「あなたはどう感じているんだろう。」
そんなふうに関心を持ち続けること。

その姿勢が、安心や信頼につながっていくのだと思います。

私もまだまだ練習中です。
だからこそ、これからも「わかろうとすること」を大切にしていきたい。

そんなことを、最近よく考えています。

 

 

ロザリン
片思い・復縁専門占い師。「遊ばれた」という言葉を、全女子の辞書から消したい――そんな思いで鑑定を続けている。『カバラ数秘の本』著者。占い講師として180人以上の占い師デビューをサポート。「当たる」だけではなく、「悩んでいることがバカバカしくなる」鑑定を大切にしている。

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■著書
『カバラ数秘の本』

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性格や才能だけでなく、運勢・相性・適職・金運・恋愛観なども網羅。
教科書のようにベーシックで、即鑑定に役立つ本を目指しました
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