大阪のエスカレーターは、運命の分かれ道かもしれない
大阪のエスカレーターに乗ると、
自然と右側に立つ。
急ぐ人のために左側を空ける。
誰かに教えられたわけでもないのに、
大阪で暮らしていると、
いつの間にか身についている習慣です。
ところが、東京へ行くと立つ側は左。
同じエスカレーターなのに、
場所が変われば当たり前も変わります。
占いの相談を受けていると、
この光景は人生によく似ていると感じます。
立ち止まる人と、歩き続ける人
エスカレーターには、
静かに運ばれていく人もいれば、
先を急いで歩いていく人もいます。
人生も同じです。
周囲からは、
「早く決めたほうがいい」
「もっと行動したほうがいい」
「立ち止まっている場合ではない」
と言われることがあります。
けれど、立ち止まっていても、
エスカレーターは少しずつ前へ進みます。
今すぐ答えを出せなくても、
何もしていないわけではありません。
心を整えたり、
自分の気持ちを確かめたりする時間も、
人生を進むために必要な時間です。
反対に、
自分の足でどんどん先へ進みたい時期もあります。
どちらが正しいということではありません。
大切なのは、
今の自分が「立ち止まる時」なのか、
「歩く時」なのかを知ることです。
大阪では右、東京では左
自分にとっての常識が、
ほかの場所でも通用するとは限りません。
仕事の進め方。
恋愛に対する考え方。
家族との距離感。
幸せの形。
住む場所や関わる人が変われば、
当たり前も変わります。
「普通はこうでしょう」
「みんなそうしているから」
その普通は、
大阪のエスカレーターで右側に立つことと同じで、
その場所だけの習慣かもしれません。
占いは、
未来を決めつけるものではありません。
自分が無意識に立っている場所に
気づくためのものでもあります。
本当に自分で選んで右側に立っているのか。
周囲に合わせて、
なんとなくそこに立っているだけなのか。
一度考えてみることで、
これまで見えなかった選択肢が見えてくることがあります。
上りと下りを間違える日もある
大阪駅や梅田の地下街は複雑です。
目的地へ向かっているつもりが、
違う出口へ出てしまったり、
上がる場所を間違えたりすることもあります。
人生でも、
選択を間違えたと感じる日はあります。
転職しなければよかった。
あの人と別れなければよかった。
もっと早く行動すればよかった。
けれど、違う場所へ出たからこそ見える景色もあります。
間違えたと思った道が、
後になって必要な寄り道だったと気づくこともあります。
降りる場所を間違えても、
また乗り直せばいい。
一度下ったとしても、
もう一度上ることはできます。
人生も、
案外それくらい柔軟なものです。
占いは、進む方向を確認する案内板
エスカレーターに乗る前には、
上りなのか下りなのかを確認します。
占いも、
それに近い役割があります。
今は積極的に動く時期なのか。
少し立ち止まる時期なのか。
今の仕事を続けるのか。
新しい場所へ向かうのか。
誰かが代わりに決めるのではなく、
自分が進む方向を確認するために占いを使う。
私は、そのような鑑定を大切にしています。
大阪駅前第3ビル地下2階にある、
ほしよみ堂大阪梅田店の近くにも、
たくさんのエスカレーターがあります。
上へ行く人。
地下へ向かう人。
急いで歩く人。
静かに運ばれていく人。
それぞれが、
それぞれの目的地へ向かっています。
今、どちらへ進めばよいか分からなくなっている方へ。
急いで答えを出さなくても大丈夫です。
まずは、自分が今どこに立っているのかを確認してみませんか。
人生のエスカレーターは、
一つだけではありません。
乗り換えても、
戻っても、
立ち止まってもいい。
あなたの速度で、
あなたが選んだ場所へ向かえばよいのです。






