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茶灯ぼたん

占いで救われたというのは、こういうことでした

以前のブログで主人のことを少しだけお話ししましたが、今回はもう少しだけ、私たち家族のことを書こうと思います。

 



主人は、私の実家の事情や、私が長年「後継ぎ」のことで悩み続けてきたことを理解し、私の両親に「跡を継がせてください」とまで言ってくれた、本当にありがたい人です。

結局、その話は実現しませんでしたが、その後も、私が家族のことで悩むたびに、主人は話を聞いてくれました。

そんな主人でしたが、結婚生活では少し違う一面もありました。

私が何かをやろうとすると「まず相談してほしい」という空気があり、少しでも自分と考えが違うと機嫌が悪くなるようになっていきました。


そのため、次第に自分一人で決めて行動することが難しくなっていきました。

いつしか私は、何をするにも主人の顔色をうかがうようになっていました。

 



息子が生まれてからは、その考え方は子育てにも向けられました。

主人の考えと違うことをすると、不機嫌になる。

そんな空気が家の中にありました。

息子が小学生になり、「野球をやりたい」と言い出して少年野球を始めると、主人は経験者ではないにもかかわらず、本やYouTubeで熱心に勉強し、一生懸命に指導を始めました。

その熱心さは、息子への愛情だったのだと思います。

でも、主人は何事にも全力で取り組む性格です。

いつしか、その熱量は息子以上になり、毎日の課題を与え、自分の思うようにできなかったり、結果が出なかったりすると厳しく叱るようになっていきました。

少しずつ息子は主人の目を気にするようになり、試合でも萎縮して、本来の力を発揮できなくなっていきました。

 



当時の二人の関係は決して良いものではなく、息子は直接言えない気持ちを私によく話してくれました。

私は何度も主人に、

「もっと息子の話を聞いてあげてほしい。」

「何を考えているのか、聞いてあげてほしい。」

そう伝えました。

主人も話そうとしてくれました。

でも、その頃の息子は、

「こう言えばお父さんは機嫌が悪くなる。」

「本当のことは言わない方が早く終わる。」

そんな考えになってしまっていました。

話し合いをしても、本音は言えず、その場を穏便に終わらせるだけ。

そんなことが何度も続きました。

主人は主人の理想の型にはめようとし、息子は息子で自分を押し殺してしまう。

その姿を見続けることがつらくなり、私は離婚まで考えるようになりました。

 



ちょうどその頃、私は占いと出会いました。

鑑定で言われたのは、

「前年から今年にかけて、あなた自身が運気的にも苦しい時期です。ご主人が悪いというより、あなた自身が、何を言われても受け止めきれなくなりやすい時期なんですよ。」

という言葉でした。

その言葉を聞いた時、主人だけを変えようとしていた私自身にも、見えていなかった部分があったのかもしれない、と初めて思えました。

 



だからといって主人の言動がすべて正しかったわけではありません。

でも、私の見方が少し変わったことで、主人への接し方も少しずつ変わっていきました。

すると、不思議なことに主人も変わり始めました。

息子に対する「こうでなければならない」という考えが少しずつ和らぎ、息子も解放されたようにのびのびと過ごせるようになっていったのです。

家の空気が、少しずつ変わっていきました。

今、主人はこう話してくれます。

「あの頃は、家族は同じ考えで、同じ方向を向いていなければいけないと思っていた。

でも今は、それぞれがやりたいことをやっていい。その姿を応援したいと思う。」

そう言って、私が占い師になるという夢も応援し、今では協力までしてくれています。

最初は占いをあまり信じていなかった主人ですが、紫微斗数で主人の命盤を見た時、「破軍星」の特徴があまりにも本人そのものでした。

説明を聞きながら主人は笑い、「本当に自分だ」と納得していました。

そして、自分の性質を知ったことで、「だからこうなりやすいんだ」と受け止められるようになり、仕事でも以前より肩の力を抜いて取り組めるようになったそうです。

私は占いは、未来を決めつけるものではないと思っています。

「あなたはこうだから仕方ない。」

そう決めるものでもありません。

自分や相手を理解するきっかけになり、少しだけ見方を変えてくれるもの。

その小さな変化が、人との関係や人生を大きく変えることがあります。

私が「占いに救われた」と話すのは、未来を当ててもらったからではありません。

家族を違う角度から見ることができ、自分自身とも向き合えるようになったからです。

だから今度は、私が誰かの心にそっと灯りをともせる占い師でありたいと思っています。

 

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