「今の悩み」は、今始まったものとは限りません
「彼からの連絡が減って、不安になりました」
「職場の人間関係が苦しくて、仕事を辞めたいです」
「家族とうまくいかなくて……」
悩みには、きっかけがあります。
だから私たちは、その出来事が問題の始まりだと思いがちです。
けれど約15年間、人の心と向き合ってきて感じることがあります。
今起きている出来事が、苦しみの《始まり》とは限らない。
目の前の出来事は、それまで見えなかった何かを表に出した《きっかけ》なのかもしれません。
同じ出来事でも、苦しさは人によって違います
たとえば、恋人から一日LINEが来なかったとします。
「忙しいのかな」
と思う人もいます。
ところが、
「嫌われたかもしれない」
「もう別れたいのかな」
「他に好きな人ができた?」
と、不安で何も手につかなくなる人もいます。
起きた出来事は同じです。
では、なぜ感じる苦しさはこんなに違うのでしょう。
私はここに、その人を知る大切な手がかりがあると思っています。
「なぜ、こんなに苦しいんだろう?」
私は鑑定で、起きた出来事だけを見るのではなく、
「なぜ、それがあなたにとって、こんなに苦しいのだろう?」
というところも大切にしています。
彼から連絡がないことより、
「私は捨てられるかもしれない」
と感じることが苦しいのかもしれない。
職場で注意されたことより、
「私は認めてもらえない」
と感じることが苦しいのかもしれません。
だからといって、何でも過去のせいにする必要はありません。
ただ、人にはそれぞれ、
・怖くなること
・我慢してしまうこと
・傷つきやすいこと
・繰り返してしまうこと
があります。
そこには、自分でも気づいていない《いつものパターン》が隠れていることがあります。
悩みには「続き」があるのかもしれない
恋愛ではいつも、相手の顔色を見てしまう。
職場でも、人からどう思われるかが気になる。
家族の中でも、自分が我慢すればいいと思ってしまう。
一つひとつを別の悩みとして見れば、
「恋愛問題」
「仕事の問題」
「家族の問題」
です。
でも少し離れて眺めてみると、
同じ自分が、違う場所で同じ苦しみ方をしている
ことがあります。
すると、目の前の問題だけを解決しても、別の場所で似た苦しさが現れることがある。
私が「繰り返すパターン」を大切にしているのは、そのためです。
以前の記事でも、最初に口にした悩みが、その人の本当の苦しみのすべてとは限らないということを書きました。
→ 「あなたが最初に話す悩み」が、本当の悩みとは限りません【兵主部久談】
過去を当てるために見るのではありません
では、昔のことを全部掘り返さなければいけないのでしょうか。
私は、そうは思いません。
大切なのは、
「誰のせいでこうなったのか」
を決めることではなく、
「私は今、何を繰り返しているのだろう」
と気づくことです。
気づくことができれば、次に同じ場面が来たとき、これまでとは違う選択ができるかもしれません。
占いも同じです。
未来を当てて終わるのではなく、
今どこにいるのか。
何を繰り返しているのか。
そして、これからどちらへ進みたいのか。
それを見るためにも使えると私は思っています。
【今の悩みは、過去の続きかもしれない。
でも未来まで、その続きを選ぶ必要はありません】
苦しみの連鎖は、気づいたところから変えていける。
私は、その入口を一緒に探す占い師でありたいと思っています。
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく、【無意識の思考や行動のパターン】を読み解くことを得意としています。
恋愛、人間関係、家族、仕事などで、
「なぜ、いつも同じことで悩むのだろう」
「頭では分かっているのに、なぜ変えられないのだろう」
そんなときは、一緒にその奥を見ていきましょう。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土







