「正しい答え」を探し続けても、決められないことがあります
「別れたほうがいいでしょうか」
「転職したほうがいいでしょうか」
「もう一度、やり直したほうがいいでしょうか」
悩んでいるとき、私たちはつい《正しい答え》を探します。
間違えたくない。
後悔したくない。
できることなら、未来を先に見てから決めたい。
その気持ちはよく分かります。
でも、人の悩みと長く向き合っていると、どちらを選んでも正解になり得ることがあると感じます。
「別れる」「別れない」だけでは決められません
たとえば、
「この人とは別れたほうがいいですか?」
という悩み。
条件だけを並べれば、
「そんな人とは別れたほうがいい」
と簡単に言えることがあります。
でも、実際の人生はそんなに単純ではありません。
まだ好きかもしれない。
一緒に過ごした時間がある。
家族のこともある。
生活のこともある。
そして何より、決断したあとを生きるのは、その人自身です。
だから私は、
「普通ならこうする」
だけでは決められないことがあると思っています。
正解を探すほど、動けなくなることがあります
Aを選んだ未来。
Bを選んだ未来。
両方を先に経験して比べることはできません。
だから、
「絶対に後悔しないほうを選びたい」
と思えば思うほど、決められなくなることがあります。
恋愛でも仕事でも同じです。
転職して失敗したらどうしよう。
残って後悔したらどうしよう。
復縁して、また傷ついたらどうしよう。
諦めて、本当は復縁できたと知ったらどうしよう。
考え始めると、どちらにも怖い未来を作れてしまいます。
占いは「代わりに決めてもらうもの」ではありません
そんなとき、
「占いで決めてもらおう」
と思うこともあるでしょう。
私は、それも占いを使うきっかけの一つだと思っています。
ただ、鑑定で、
「こちらが正解です」
と人生の答えを決めてしまいたいとは思いません。
私は周易や陰陽師カードなどを使って、
今どんな流れにいるのか。
このまま進むと何が起こりやすいのか。
どこに注意したほうがいいのか。
そうしたことを見ていきます。
未来を知ることは、選ぶための材料になります。
でも、最後に人生を選ぶのは、その人です。
「どちらが正しい?」から少し離れてみる
15年ほど人の心と向き合ってきて、何度も出会ったのが、
「どうすれば正解ですか?」
という問いでした。
そんなとき、ときどき私は別の方向から考えます。
《どちらが正しいかではなく、自分はどちらを選びたいのだろう?》
もちろん、それだけですぐ決められるとは限りません。
だからこそ、
なぜ決められないのか。
何を失うのが怖いのか。
本当は何を大切にしたいのか。
一つずつ見ていくことに意味があります。
選んだあとに「正解」にしていく人生もあります
未来は、選んだ瞬間に完成するわけではありません。
選んだあとにも、たくさんの選択があります。
だから、
「正解を当てなければ」
と考えすぎなくてもいい。
占いで現在地や流れを見て、考える材料を増やす。
そのうえで自分で選ぶ。
そして選んだ道を、そこからどう歩くかを考える。
私は、そんな占いでありたいと思っています。
【人生には、正解を選ぶのではなく、選んだものを正解にしていく場面もあります】
迷っているときほど、「間違えないこと」だけを考えなくてもいいのかもしれません。
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく『無意識の思考や行動のパターン』を読み解くことを得意としています。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土






