茶灯ぼたん
期待された男の子ではなかった私が、占い師になるまで NO.6
〜占いの道へ〜
「いつか占い師になりたい。」
そんな思いを心の片隅に抱えながら過ごしていたある日、私が占いに興味を持つきっかけを作ってくれた知人から、嬉しい連絡がありました。
長年の夢だった飲食店をオープンすることになり、
「お店で占い師として来てほしい。」
そう声を掛けてくれたのです。
長い間、「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を聞いていただけに、自分のことのように嬉しく思いました。
夢を叶える人の姿は、人に勇気を与えてくれます。
その一歩に背中を押されるように、私も占いの勉強を始めました。
最初に学んだのは手相でした。
知人のお店でも、お客様の手相を見せていただく機会をいただき、少しずつ経験を積んでいきました。
すると、お客様からこんな相談を受けるようになりました。
「恋愛はどうなりますか?」
「仕事はこの先どうしたらいいでしょうか?」
手相だけでは伝えきれないこともある。
もっと深く、その人の人生や心に寄り添える占いを学びたい。
そう思うようになりました。
そんな時、Instagramで偶然目にしたのが「ほしよみ堂」でした。
正直、最初は疑心暗鬼でした。
「本当にここでいいのだろうか。」
そんな迷いもありました。
それでも、あの時の私は理屈ではなく、直感のまま動きました。
今振り返ると、不思議なくらい思い切った決断だったと思います。
ほしよみ堂のアカデミーで学ぶ中で、私は初めて紫微斗数という占術に出会いました。
最初に自分自身を鑑定した結果は、今でも忘れられません。
「親との関係や、親から受け継いだ価値観、お金に対する考え方に葛藤を抱えやすい。」
「親を尊敬しているからこそ、その価値観をそのまま自分に当てはめると苦しくなる。」
まさに、私そのものでした。
ずっと抱えてきた苦しさが、一つひとつ言葉になっていく感覚でした。
紫微斗数で分かったのは、自分の思考のクセでした。
親との関わりの中で身についた考え方。
「こうしなければならない。」
「私が我慢しなければ。」
そんな思い込みが、生きづらさを作っていたことを初めて知りました。
そして、もう一つ心が救われた言葉があります。
「きっかけは親との関係で生まれたものかもしれない。でも、その価値観を持ち続けるか、新しく書き換えていくかは、自分で選ぶことができる。」
その言葉を聞いた時、胸の奥がふっと軽くなりました。
親が悪いわけでもない。
自分が悪いわけでもない。
ただ、親との関わりの中で身についた”心のクセ”があっただけ。
そして、そのクセとは、これから向き合っていける。
私は、占いに二度救われました。
一度目は、自分に希望を持たせてくれた占い。
二度目は、自分の生きづらさの理由を教えてくれた占い。
だから今、私は占い師として活動しています。
家族のことで悩んでいる人。
「どうして分かり合えないんだろう。」
「どうしてこんなに苦しいんだろう。」
そう思いながら、一人で抱え込んでいる人は少なくありません。
もし占いが、その方の心を少しでも軽くし、新しい一歩を踏み出すきっかけになるのなら。
私はこれからも、その人の人生にそっと灯りをともせる占い師でありたいと思っています。






