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島郷かっぱ

若松生まれのかっぱが案内する千畳敷 ~見えなかった道も、時が来れば姿を現す~

こんにちは。

若松生まれの占い師、島郷かっぱです。

前回は、若松北海岸にある「遠見ヶ鼻」をご紹介しました。

海を眺めながら、

「先が見えないときでも、焦らなくていい」

そんなことをお話ししました。

今回は、そこからもう少し海へ目を向けてみましょう。

ご紹介するのは、**千畳敷(せんじょうじき)**です。

「千畳敷」という名前を聞くと、畳が千枚も敷けるような、とてつもなく広い場所を想像しますよね。

若松の千畳敷も、自然が長い時間をかけてつくり出した景観を楽しめる場所です。

ただ、この場所の面白いところは、

いつでも同じように見られるわけではない

ということ。

潮の満ち引きによって海の表情が変わり、潮が引いたときには、それまで海の下に隠れていた岩場が姿を見せます。

その景色を眺めていると、占い師の私はどうしても人生と重ねてしまうんです。

「今、見えていないからといって、そこに道がないとは限らない」

今回はそんなお話です。

若松の千畳敷ってどんなところ?

千畳敷は、北九州市若松区の北海岸エリアで見ることができる自然景観です。

遠見ヶ鼻や妙見埼灯台周辺とあわせて、この辺りを散策したことがある方もいるのではないでしょうか。

海岸へ目を向けると、潮の状態によって広い岩場が現れます。

派手な観光施設があるわけではありません。

でも、それがいいんです。

目の前にあるのは海と空、そして長い年月をかけてつくられてきた岩場。

波の音を聞きながら眺めているだけでも、時間がゆっくり流れていくように感じます。

若松には、こういう場所がまだまだあるんですよね。

私は若松で生まれ育ちましたが、大人になってから改めて地元を歩いてみると、

「若松って、こんなにいいところやったんやな」

と思うことがあります。

若い頃には気づかなかった景色が、大人になると違って見える。

これも人生の面白いところかもしれません。

潮が引かなければ見えない景色

千畳敷の魅力を考えたとき、やっぱり外せないのが潮の満ち引きです。

潮が満ちているときには海だった場所が、潮が引くことで少しずつ姿を現していきます。

「さっきまで海やったところに、こんな景色が隠れとったん?」

そんな気持ちになることがあります。

でも、考えてみれば不思議ですよね。

岩場は突然できたわけではありません。

ずっとそこにあったんです。

ただ、見えていなかっただけ。

私はここが、とても占いに似ていると思っています。

「見えない」と「ない」は違う

占いのご相談で多いものの一つが、

「この先どうなるのか分かりません」

という不安です。

恋愛でも仕事でも人間関係でも、

先が見えなくなると、人は不安になります。

「もう無理かもしれない」

「このままずっと変わらないのかな」

「自分には何もないんじゃないか」

そう考えてしまうこともあります。

でも、千畳敷を見ていると思うんです。

見えていないことと、存在しないことは同じではありません。

潮が満ちているとき、岩場は見えません。

だからといって、岩場そのものが消えてしまったわけではありません。

人生も同じです。

今は答えが見えない。

今は進む方向が分からない。

それでも、水面の下には次の道がちゃんと存在しているのかもしれません。

タロットも「未来を決めるもの」ではない

私は鑑定でタロットカードを使います。

タロットというと、

「未来を当てるもの」

というイメージを持っている方も多いと思います。

もちろん、これから起こりそうな流れを見ることもあります。

でも、私はタロットを、

今はまだ自分では見えていないものに気づくための道具

として使うことがあります。

たとえば、

「転職したほうがいいですか?」

という相談があったとします。

単純に、

「転職します」

「転職しません」

だけで終わらせるのではなく、

なぜ今の仕事が苦しいのか。

本当は何を望んでいるのか。

何を怖がっているのか。

どんな選択肢があるのか。

カードを通して、一緒に整理していきます。

すると、

「自分は仕事そのものが嫌なんじゃなかった」

「本当はこういう働き方がしたかった」

という気持ちが出てくることがあります。

それは突然生まれた気持ちではありません。

もともと心の中にあったものが、見えるようになっただけなのかもしれません。

まさに千畳敷と同じです。

人生にも「潮が引く時間」がある

人生には、自分で頑張ってもどうにもならない時期があります。

一生懸命やっているのに結果が出ない。

好きな人との距離が縮まらない。

仕事が思ったように進まない。

そんなとき、

「もっと頑張らないと」

と思ってしまいますよね。

でも、自然を見ていると、少し違った考え方もできるようになります。

潮が満ちているときに、

「早く引け!」

と言っても、すぐには引いてくれません。

自然には自然の時間があります。

だったら人生にも、

待つ時間があっていい。

私はそう思っています。

もちろん、何もしなくていいという意味ではありません。

できる準備はする。

勉強する。

人に会う。

自分自身を整える。

でも、結果を無理やり急がせない。

そして潮が動き始めたら、一歩踏み出してみる。

そのくらいの感覚でもいいのではないでしょうか。

四柱推命にも「運の流れ」がある

四柱推命でも、人にはそれぞれ運の流れがあると考えます。

調子よく物事が進みやすい時期もあれば、自分自身を見つめ直すような時期もあります。

ずっと同じ状態が続くわけではありません。

これは海と似ています。

満ちた潮は、やがて引きます。

引いた潮も、また満ちてきます。

だから今が苦しいからといって、

「これが一生続く」

と決めつける必要はありません。

今はまだ見えていないだけかもしれない。

今は準備する時期なのかもしれない。

そう考えるだけでも、少し心が軽くなることがあります。

若松の海を見ながら、自分に問いかけてみる

千畳敷を訪れたら、写真を撮るだけではなく、少しだけ立ち止まってみてください。

そして自分に聞いてみてほしいんです。

「今の自分には見えていないものがあるとしたら、それは何だろう?」

すぐに答えが出なくても大丈夫です。

仕事かもしれません。

恋愛かもしれません。

家族のことかもしれません。

これからの人生そのものかもしれません。

答えが出ない時間にも意味があります。

海を眺めながら考えていると、頭の中にあったものが少しずつ整理されていくことがあります。

占いも同じです。

すべての答えを占い師からもらう必要はありません。

自分の中にある答えを見つけるために、占いを使ってもいいんです。

千畳敷を訪れるときの注意点

千畳敷周辺は自然の海岸です。

潮の満ち引きによって状況が大きく変わるため、岩場へ近づく場合は十分に注意してください。

特に岩場は濡れていると滑りやすくなります。

波が高い日や天候が悪い日は、無理に海側へ近づかず、安全な場所から景色を楽しみましょう。

また、潮の状態によって見える景色が変わるので、訪れる前に潮位や天候を確認しておくのがおすすめです。

自然は美しいですが、人間の都合に合わせてはくれません。

だからこそ、安全第一で楽しみたいですね。

見えなかった道も、時が来れば姿を現す

人生に迷ったとき、人はすぐに答えを探したくなります。

「どうしたらいい?」

「いつ良くなる?」

「どっちへ進めばいい?」

私も占い師として、そうした相談をたくさん受けます。

でも、ときには、

今すぐ答えを出さなくてもいいこと

もあります。

千畳敷の岩場が、潮が引くことでゆっくり姿を現すように、

人生の答えも、時間が経つことで見えてくることがあります。

今は見えなくてもいい。

焦らなくてもいい。

ちゃんと考えて、準備して、自分の時間を過ごしていればいい。

そして道が見えてきたときに、一歩踏み出せばいいんです。

もし今、

「この先どうなるんやろう」

と不安になっている方がいたら、若松の海を思い出してみてください。

見えないからといって、道がないわけではありません。

潮が引けば、今まで見えなかった景色が現れます。

人生も、きっと同じです。

焦らんでいい。

あなたのタイミングで、また次の道は見えてきます。

島郷かっぱは、そう思っています。

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