ミルラ
MYRRHA ( みるら ) |ちいかわ。⑤【 ネタバレあり 】映画『 人魚の島のひみつ 』—— “ 永遠の命 ” じつは○○宮と○王星の物語でした。
この映画、かわいい顔して、
やってること結構えげつない w
ちいかわたちが島へ向かった
きっかけは「 高い報酬 」と
「 実質無料のグルメ 」。
つまり、物語の入口は、
「 いいじゃん!行こうよ! 」
という、シンプルな欲望でした。
ところが、島へ着くと
歓迎ムードから一転。
巨大な怪物・セイレーンが島民
を襲っていて、ちいかわたちは
当然のように、セイレーンを
止めなければ!!と考える。
ここまでは、
怪物が悪い。島民を助けよう。
という、分かりやすい物語です。
物語が進むにつれ、その前提が
少しずつ崩れていく。
セイレーンが島民を襲っていた
のは単なる残虐行為ではなかった。
大切な仲間の人魚が、島民
に食べられていたから…
しかも、その人魚を食べること
で得られる「 永遠の命 」
……ここから急に話が重くなる w
でも、西洋占星術学に見ると、
この展開めちゃくちゃ興味深い。
最初に出てきたのは報酬や
グルメという「 欲しいもの 」。
そこから物語は、
「 もっと欲しい 」
「 失いたくない 」
「 奪われた 」
「 許せない 」
「 取り戻したい 」
という人間の欲望の奥深くへ。
これはまさに冥王星の世界。
冥王星は、欲しいものを
手に入れようという単純な
欲望では終わりません。
その欲望が、どこから来たのか。
何を恐れているのか。
何を失ったために、
そこまで執着するのか。
本人すら自覚したくないところ
まで、容赦なく掘り返してくる。
「 死にたくない 」
「 老いたくない 」
「 大切なものを失いたくない 」
という気持ちは、少な
からず誰もが抱くはず。
だからこそ、不老不死と
いう誘惑が成立した。
もし、自分が永遠に
生きられるなら??
セイレーンは怪物なのか。
島民は被害者なのか。
最初に奪った側だったのか。
立場が変われば、正義まで変わる。
これは、冥王星の面白さでも
ありますが、冥王星は答えを
くれるというよりも、
「 本当にそれでいいの?? 」と
ちゃぶ台をひっくり返してくる感じ。
そして、ちいかわ、ハチワレ、
うさぎは全員揃って「 不動宮 」
でも、この映画の中で描か
れてるのは、単純な動かない
強さではありません。
人は何を手に入れたときに、
それを失いたくなくなるのか??
という、不動宮の最も深いところ。
そして、その「 失いたくない 」
が極限まで膨らんだときに、
「 永遠にしたい 」という欲望に。
……それが、今回の映画の物語の
基礎にあったのかもしれません。
ちいかわを観に行ったはずが、
最終的に人間の欲望と生死に
ついて考えさせられるとは w
MYRRHA みるら
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