ブログ

兵主部久談

「気にしていない」と言うときほど、心が動いていることがあります

「もう気にしていません」

 

そう言いながら、少し表情が変わる。

人の話を聞いていると、そんな瞬間があります。

 

 

もちろん、

「本当は気にしているでしょう?」

と決めつけるつもりはありません。

 

本人が「気にしていない」と言うなら、それも大切な言葉です。

 

 

ただ、人の気持ちはいつも、言葉だけに表れるとは限りません。

口では「大丈夫」と言っていても、心のどこかが少し動いていることがあります。

言葉と気持ちは、いつも同じとは限りません

私たちは、自分の気持ちを言葉にして人に伝えます。

 

「平気です」

「もう終わったことです」

「別に怒っていません」

 

それが嘘だという話ではありません。

本当にそう思っていることもあるでしょう。

 

 

でも、人の気持ちはそんなに単純ではありません。

 

もう終わったと思っている。

でも、その話をされると少し嫌な感じがする。

 

許したつもりでいる。

でも、似たことが起きると急に腹が立つ。

 

 

頭で考えていることと、心が反応することが少し違う。

そんなことはあります。

自分でも気づいていないことがあります

約15年間、人の心に関わる仕事をしてきました。

その中で感じてきたのは、人は自分のことだからといって、自分の気持ちをすべて分かっているわけではないということです。

 

 

  • 表情
  • 声の調子
  • 言葉が出るまでの間
  • ある話題になったときだけ起きる小さな変化

 

 

私はそうしたものも見ています。

 

 

だからといって、

「あなたの本心はこれです」

と決めるわけではありません。

 

 

むしろ、

「今、少し何か変わったな」

と思ったところを、急いで答えにしないことが大切だと思っています。

「大丈夫」と言わなければならないときもあります

人はいつでも、自分の気持ちをそのまま言えるわけではありません。

 

心配をかけたくない。

弱いと思われたくない。

もう終わったことにしたい。

自分でも、これ以上考えたくない。

 

そんなときに出てくる「大丈夫」もあるでしょう。

だから私は、「大丈夫」という言葉を否定したいわけではありません。

 

 

ただ、

《本当に大丈夫かどうか、自分でもまだ分からない》

ことがあってもいいと思うのです。

占いでも、質問されたことだけを見ているわけではありません

鑑定では、周易や陰陽師カードなどを使って、相手の気持ちや未来の流れを見ていきます。

 

「この恋愛はどうなりますか」

「仕事を変えたらどうなりますか」

 

もちろん、その質問について占います。

でも、私はカードや卦だけを見ているわけではありません。

 

その結果を聞いたときに、その人がどう感じたのか。

どこで表情が変わったのか。

どの言葉に反応したのか。

そうしたことも含めて話を聞いています。

 

 

占いで出たものと、その人自身の反応。

その両方を見ることで、最初の質問だけでは見えていなかったものが出てくることがあります。

自分の気持ちは、あとから分かることもあります

「私は本当はどう思っているんだろう」

 

すぐに答えが出なくても構いません。

 

人の心は、質問したらすぐ答えが返ってくる機械ではないからです。

 

「気にしていない」と思っていたのに、話しているうちに少し違う気持ちに気づくこともある。

反対に、話してみたら本当にもう気になっていなかった、と分かることもあるでしょう。

 

どちらでもいいのです。

 

大切なのは、最初から答えを決めてしまわないこと。

【自分のことだから、自分が全部分かっているとは限りません】

私は占いをしながら、言葉になっているものだけではなく、まだ言葉になっていないものも一緒に見ていきたいと思っています。

兵主部久談(ひょうすべ・くだん)

ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。

周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。

約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく『無意識の思考や行動のパターン』を読み解くことを得意としています。

出演日:火・水・木(18時まで)・金・土

→プロフィール・鑑定予約

 

  • 「ほしよみ堂」youtubeチャンネル
  • 占い師募集

占いのことなら|ほしよみ堂 > ブログ > 「気にしていない」と言うときほど、心が動いていることがあります