「未来が分かるなら、悪い未来も避けられますか?」
占いをしていると、
「悪い未来が出たら、避けることはできますか?」
と聞かれることがあります。
僕の答えは、
避けられるものもあるし、避けられないものもある。
です。
少し身も蓋もない答えに聞こえるかもしれません。
でも僕は、未来を「すでに完成している一本の道」だとは考えていません。
占いで見えてくる未来には、
《今のまま進んだとき、起こりやすいこと》
も含まれているからです。
天気予報を見て、傘を持って出かけるように
たとえば明日の天気予報が雨だったとします。
天気そのものを変えることはできません。
でも、
傘を持って出かける。
予定を変更する。
濡れてもいい服を選ぶ。
僕たちは、予報を知ることで行動を変えます。
占いにも、これと似たところがあります。
悪い流れが見えたからといって、必ず不幸になるという意味ではありません。
知ったことで、選択を変えられることがある。
僕は、ここに未来を占う大きな意味があると思っています。
「当たらなくなった」なら、それでいいこともあります
これは占いとして少し変な話に聞こえるかもしれません。
でも、
「このままでは二人の関係が悪くなりそうです」
という結果が出たとします。
そこで接し方を変えた。
言うつもりだった言葉を一度飲み込んだ。
話し合う時期を変えた。
その結果、最初に見えていた未来が起こらなかった。
それなら僕は、
「占いが外れたから失敗だった」
とは思いません。
悪い未来を知ったことで別の未来を選べたのなら、占った意味は十分にあります。
もちろん、何でも変えられるわけではありません
ここは大切なところです。
占いをすれば、すべて思い通りになるわけではありません。
自分では決められないこともあります。
相手には相手の意思があります。
環境や時期など、自分一人では動かせないものもあるでしょう。
だから僕は、悪い結果を見て、
「こうすれば絶対に回避できます」
とは言いません。
見るのは、
《変えられるもの》と《変えにくいもの》。
そして、
《今の自分にできること》です。
良い未来にも、同じことが言えます
反対に、良い結果が出たからといって、何もしなくていいとも限りません。
「出会いの流れが来ています」
と出たのに、誰とも会わない。
「仕事のチャンスがあります」
と出たのに、何も動かない。
それでは、せっかくの流れを使えないことがあります。
良い未来は保証書ではありません。
むしろ、
「今なら動きやすい」という情報
として使ったほうがいい。
悪い未来には備える。
良い未来には乗る。
僕はどちらも、未来を知る意味だと思っています。
未来を知るのは、未来に縛られるためではありません
周易や陰陽師カードなどで未来を見るとき、僕が知りたいのは結果だけではありません。
これからどんな流れになりやすいのか。
いつ動くのがいいのか。
どこに注意したほうがいいのか。
そして、その未来に対して今できることは何なのか。
そこまで見ていきます。
未来を知って、
「もう決まっているんだ」
と諦めるために占うのではありません。
未来を知ることで、現在の選択肢が一つ増える。
僕にとって占いは、そういうものです。
【知らずに迎える未来と、知って迎える未来は、同じではありません】
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使いながら、約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく『無意識の思考や行動のパターン』を読み解くことを得意としています。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土






