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『アラベスク』を思い出して|高校生の頃、遠い世界だったロシア

今日ふと

昔読んだ漫画のことを思い出しました。

 

山岸凉子さんの『アラベスク』です。

 

1970年代に描かれた、

旧ソ連を舞台にしたバレエ漫画。

 

主人公は、

バレエ少女のノンナ。

 

才能を見出され、

プロのバレリーナとして成長していくのですが、

順風満帆というわけではありません。

 

うまくいったと思えば、

壁にぶつかる。

 

人と比べて落ち込んだり、

嫉妬したり、

誰かを好きになったり。

 

愛や友情、

自分の才能への迷いまで、

かなり細かく描かれていました。

 

私が読んだのは、

高校生だった1990年代後半。

 

その頃には、

ソ連はすでになくなっていて、

ロシアになっていました。

 

作品自体は1970年代のもの。

絵のタッチも、

登場人物の雰囲気も、

高校生の私にはちょっとレトロに感じていました。

 

それでも、

当時バレエが好きだった私は

文庫版を食い入るように読んでいました。

 

バレエ漫画というと、

華やかな舞台や

美しい衣装に目がいきそうですが、

『アラベスク』はそれだけではありません。

 

「この人、

そんな風に考えていたんだ」

「そこまで思うのか」

 

などと、

高校生ながらに

けっこう深い漫画だなと思っていました。

 

ノンナが迷ったり、

傷ついたりしながら進んでいく姿も、

たぶん当時の私には

かなり印象に残ったのだと思います。

 

そして、

舞台として出てきた

モスクワやレニングラードも、

その頃の私には完全に遠い世界。

 

まさかその後、

自分がロシアで暮らすことになるなんて、

想像もしていませんでした。

 

モスクワでは、

憧れていたボリショイ劇場へ。

サンクトペテルブルクでは、

マリインスキー劇場へ。

 

どちらでも、

実際にバレエを観ることができました。

 

その場所に立ったとき、

『アラベスク』のことを

思い出したかどうかは、

正直もう覚えていません。

 

でも今振り返ると、

高校生の頃に漫画で見ていた世界に、

あとから自分が実際に足を運んでいる。

 

それって、

なんだか感慨深いものがあります。

 

昔好きだったものって、

その時はただ「好き」で終わっているようでも、

ずっとあとになって

別の形で自分の人生とつながることがあるんですね。

 

あの文庫版の『アラベスク』は、

たぶん今も

実家の物置のどこかに眠っています。

 

次に帰省したら、

ちょっと本気で探してみようと思います。

 

今読み返したら、

高校生の頃とは

また違う視点で読めそうな気がします。

 

 

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原宿ほしよみ堂所属占い師

白樺マーシャ

2026年9月より、
美月マーシャから白樺マーシャに改名しました🌿

 

役割を脱いで、本音を着る。

自分らしい幸せを、整える。 

 

ロシアで出会った女性たち、

日本茶や季節のこと、

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