みるら|あなたの善意は、相手の可能性を奪っていませんか??
「 あなたのためを思って… 」
この言葉、じつに
便利ですよね。
相手のためだと言って
しまえば、多少きつい
ことを言ったとしても
許される気がする。
そもそも、頼まれて
いないアドバイスも、
余計なお世話ではなく
親切になるはず。
たとえば、仕事や人間関係
の悩みを打ち明けたとき。
本当は、ただ話を聞い
てもらいたかっただけ
かもしれない。
自分なりに考えた末に、
気持ちを整理したかった
のかもしれない。
ところが、話を聞くなり
解決策を並べられる。
「 そんな会社、辞めたらいいやん 」
「 もっと自分を大切にしなきゃ 」
「 私やったら、そんな人と付き合わんけどな 」
言っていることは、間違って
いないのかもしれません。
でも、相手は解決策を
求めていたのでしょうか。
頼んでもいない助言を次々
と渡され、最後には…
「 あなたのためなのに 」
と言われる。
相談した側は悩みを話した
だけなのに、アドバイスを
受け入れない自分の態度まで
気にしなければならなくなる。
善意を受け取ることが、
いつの間にか義務に
なってしまうのです。
木星は、西洋占星術において
成長、発展、信念、寛容さ
などを象徴する天体。
誰かの可能性を信じること。
自分の経験から学んだことを伝える。
相手の世界を広げようとする。
それらは、吉星である
木星の豊かな働きです。
けれど、成長を願うあまり、
相手が自分の思い描いた通り
の方向へ進むことまでを期待
していないでしょうか。
自分の助言を聞いてほしい。
自分の考えを理解してほしい。
せっかく教えたのだから、
ちゃんと役立ててほしい。
相手のためにしたはずが、
いつの間にか相手が自分
の期待どおりに変わる
ことを望んでいる。
善意であることと、相手
の望みに応えていること
は、同じではありません。
相手が助言を必要として
いないなら、話を聞くだけ
で十分なこともある。
自分とは違う選択をした
としても、その人なりに
精一杯、考えた結果なの
かもしれません。
人の人生を、自分の正しさを
証明する舞台にしないこと。
それもまた、木星らしい寛容
さのひとつではないでしょうか。
あなたの善意は、相手の
可能性を広げてあげられ
ていますか??
それとも「 あなたのため 」
という言葉で、相手が自分
の意思を貫きにくい状況を
つくっていませんか??
MYRRHA みるら
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