光詠ことは
“本当は嫌だった”を飲み込む恋ほど、あとから心が苦しくなる
本当は嫌だった。
少し傷ついた。
その言い方は悲しかった。
でも、
「こんなことで怒ったら面倒かな」
「嫌われたくない」
「空気を悪くしたくない」
そう思って、
笑って流してしまう。
「大丈夫だよ」
と言ってしまう。
その場は何事もなく終わる。
でも、
あとから何度も思い出す。
やっぱり悲しかった。
本当は嫌だった。
そんなふうに、
飲み込んだ気持ちがあとから心に残ることがあります。
我慢したから、気持ちまで消えるわけではない
何も言わずにその場を終わらせると、
一見うまくいったように見えます。
喧嘩にもならない。
相手も不機嫌にならない。
でも、
言わなかった気持ちは、
なかったことにはなりません。
悲しかった。
嫌だった。
寂しかった。
その感情は、
心の中に残ります。
そして、
似たようなことが起きた時、
以前の気持ちまで一緒に出てくることがあります。
“これくらいで怒る私は面倒”と思わなくていい
恋愛では、
相手に嫌われたくない気持ちから、
自分の感覚を否定してしまうことがあります。
「私が気にしすぎなのかな」
「もっと大人にならないと」
「こんなことで傷つくなんて」
そう思って、
自分を納得させようとする。
でも、
傷ついたかどうかは、
他人が決めるものではありません。
あなたが嫌だったなら、
その気持ちは存在していいのです。
本音を言うことと、相手を責めることは違う
「嫌だった」と伝えると、
喧嘩になる気がする。
そう思う人もいるでしょう。
でも、
本音を伝えることは、
相手を攻撃することではありません。
「なんでそんなことするの?」
ではなく、
「私はあの言い方が少し悲しかった」
と伝える。
「あなたが悪い」
ではなく、
「私はこう感じた」
と話す。
それだけでも、
会話の形は変わります。
“嫌と言えない関係”は、少しずつ苦しくなる
最初は、
小さなことだからいい。
そう思う。
でも、
一度飲み込む。
また飲み込む。
それが続くと、
相手は、
「これで大丈夫なんだ」
と思うかもしれません。
あなたの中では、
我慢が積み重なっている。
でも、
相手は何も知らない。
そしてある日、
限界になってしまう。
本音は、
爆発する前に小さく伝えていいのです。
相手の機嫌より、自分の気持ちを後回しにしない
本音を言ったら、
相手が機嫌を悪くするかもしれない。
それが怖くて言えないことがあります。
でも、
そのたびにあなたが黙るなら、
関係は、
相手の機嫌を中心に回るようになります。
恋愛は、
どちらか一人がいつも顔色を読むものではありません。
お互いに、
「これは嫌だった」
「私はこうしてほしい」
と言える方が、
長く続く関係になります。
“嫌だったこと”を伝えた時の反応を見る
大切なのは、
あなたが本音を言った時、
相手がどう向き合うかです。
「そんなことで?」
と笑うのか。
「気にしすぎ」
と否定するのか。
それとも、
「そう感じたんだね」
と聞いてくれるのか。
すぐ完璧に変わらなくても、
気をつけようとしてくれるのか。
そこには、
あなたの気持ちをどれくらい大切にしているかが表れます。
“嫌なことを言える安心”も、愛情の一つ
恋愛では、
好きと言えること。
会いたいと言えること。
それも大切です。
でも、
本当に安心できる関係では、
嫌なことも言えます。
「今日は会いたくない」
「それはやめてほしい」
「私はそうされると悲しい」
そんな言葉を言っても、
関係が壊れないと思える。
それも、
とても大切な安心です。
我慢しないことは、わがままではない
自分の気持ちを伝えると、
「わがままかな」
と思うことがあります。
でも、
何でも自分の思い通りにしようとすることと、
自分の気持ちを伝えることは違います。
相手にも事情がある。
自分にも気持ちがある。
その両方を持ち寄って、
話し合っていく。
それが対等な関係です。
“大丈夫”と言う前に、一度だけ自分に聞いてみる
本当は傷ついているのに、
反射的に、
「大丈夫」
と言ってしまうことがあります。
そんな時は、
少しだけ止まってみてください。
私は本当に大丈夫?
本当は何を感じている?
今は言えなくてもいい。
でも、
自分の中では、
本音を認めてあげてください。
自分の気持ちまでごまかさなくていいのです。
最後に
本当は嫌だった。
でも、
言えなかった。
そんな経験があっても、
自分を責めなくて大丈夫です。
きっとその時は、
関係を守りたかったのでしょう。
でも、
関係を守るために、
いつも自分の気持ちを傷つけなくてもいいのです。
もしまた、
「これくらい我慢した方がいいかな」
と思った時は、
自分に問いかけてみてください。
「私は本当に平気?
それとも、嫌われるのが怖くて平気なふりをしている?」
そしてもう一つ。
「この人には、“嫌だった”と安心して言える?」
そこを見てみてください。
恋愛は、
楽しいことだけを共有するものではありません。
違和感。
寂しさ。
嫌だったこと。
それも話しながら、
二人の関係を整えていくものです。
あなたは、
何でも笑って許せるから愛されるのではありません。
「それは嫌だった」と言っても、大切にされる恋を選んでいいのです。
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光詠ことは🌙






