人に任せるという怖さ
「自分でやった方が早い」
そう思うことはありませんか?
仕事でも、家庭でも。
自分でやれば、ある程度の結果が予測できる。
手順もわかっているし、何かあればすぐに修正できる。
けれど、人に任せるとなると、そうはいきません。
思っていた通りに進まないこともあれば、
つい口を出したくなる。
手を貸したくなる。
いっそ自分でやってしまいたくなる。
でも、そこで思うのです。
自分がやってしまったら、この人はいつ経験するのだろう。
これは、子育てにも似ている気がします。
小さな子どもが何かに挑戦するとき。
大人から見れば、失敗することがわかっている場合もあります。
もっと簡単な方法を知っていることもあります。
それでも、あえて手を出さずに見守る。
転んでしまうかもしれない。
うまくいかずに泣いてしまうかもしれない。
そんな姿を見るのは、決して楽なことではありません。
むしろ、自分が代わりにやってしまう方が、
けれど、子どもが自分で考え、自分で選び、
成功した喜びも、失敗した悔しさも。
どちらも、その子自身のものだからです。
これは、大人同士の関係でも同じではないでしょうか。
誰かに任せるということは、
そして、その結果が必ずしも期待通りにならないことも、
もちろん、何もかも放っておけばいいわけではありません。
取り返しのつかない失敗を防ぐことも、
必要なことを伝える。
困ったときには相談できるようにしておく。
そして、見守る。
簡単なようで、これがなかなか難しい。
なぜなら、任せる側には、待つという仕事が残るからです。
すぐに結果を求めない。
自分のやり方を押しつけない。
相手が自分なりの答えにたどり着くまで、待ってみる。
その時間は、任せられた人だけでなく、
そして私は、もうひとつ大切なことがあると思っています。
任せるということは、
自分だったらこうする。
普通ならこうする。
そうした考えをいったん横に置いてみる。
すると、
子どもがいつの間にか親の知らない世界を広げているように。
人は、自分で考え、自分で動くことで、
だからこそ、任せることは怖い。
でも、その怖さを理由に、
信じることと、思い通りになることは違う。
それを受け入れることも、
あなたには今、見守っている誰かがいますか?
その人が自分の力で歩いていくために、
カンパネラ美風
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