運が変わる前に、手放した方がいいもの
― 新しい幸せを迎えるために、心の余白をつくる ―
「最近、なんだか運が良くない」
「もっと運気を上げたい」
「いつになったら、私の人生は良くなるのでしょうか?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
運気を良くしたいと思うと、私たちは何かを始めようとします。
新しいことを学んだり、開運グッズを買ったり、良いと言われる場所へ出かけたり。
もちろん、それも一つの楽しみ方です。
でも、私は時々こんなことを思います。
新しいものを手に入れる前に、今の自分に必要のないものを手放すことも大切なのではないでしょうか。
今日は、運の流れを変えたいと思った時に、少し考えてみてほしいことをお伝えします。
① 過去の後悔を、いつまでも抱えていませんか?
「あの時、ああしていればよかった」
「あの人と出会わなければ」
「どうして、あんな選択をしてしまったのだろう」
過去を振り返って、後悔することは誰にでもあります。
でも、どれほど後悔しても、過去の出来事そのものを変えることはできません。
変えられるのは、その出来事をこれからの人生でどう受け止めるかということです。
過去の経験から学ぶことは大切です。
けれど、その経験を理由に、これからの自分の可能性まで閉ざしてしまう必要はありません。
過去は、これからの人生を縛るためにあるのではなく、未来に生かすこともできるのです。
② 「こうあるべき」という思い込み
私たちは、知らず知らずのうちに、たくさんの「こうあるべき」を持っています。
母親だから、こうするべき。
妻だから、こうするべき。
この年齢になったら、こう生きるべき。
人に迷惑をかけてはいけない。
我慢するのが大人。
でも、それは本当に自分が望んでいることでしょうか?
もしかすると、親や周囲の人から教えられた価値観を、今も大切に握りしめているだけかもしれません。
昔は必要だった考え方も、今の自分には合わなくなっていることがあります。
「今までそうしてきたから」と「これからもそうしたい」は、同じではありません。
時には、自分の中の当たり前を疑ってみることも必要なのです。
③ 自分を大切にしてくれない人間関係
人間関係にも、見直しが必要な時があります。
一緒にいると、いつも疲れてしまう。
相手の機嫌を気にして、自分の気持ちを言えない。
何をしても否定される。
それでも、
「長い付き合いだから」
「私が我慢すればいいから」
と、関係を続けていませんか?
もちろん、すべての人間関係を簡単に終わらせられるわけではありません。
家族や職場など、距離を置くことが難しい関係もあります。
でも、関係を断ち切ることだけが、手放すことではありません。
相手に理解してもらおうとする期待を手放す。
相手の機嫌を取ることをやめる。
自分がすべてを引き受けなければならないという思い込みを手放す。
それだけでも、心の負担が軽くなることがあります。
相手を変えることはできなくても、自分の関わり方を見直すことはできます。
④ 「私には無理」という自分への決めつけ
「もう歳だから」
「私には才能がないから」
「今さら始めても遅いから」
そんな言葉を、自分自身に投げかけていませんか?
でも、本当に無理なのでしょうか?
まだ挑戦していないだけかもしれません。
以前はできなかったことも、今なら違う方法でできるかもしれません。
もちろん、何でもできるというわけではありません。
体力や環境、経済的な事情など、現実的な制約もあります。
それでも、最初から自分の可能性を否定してしまうのは、もったいないことです。
できるかどうかを考える前に、「本当はやってみたいのか」を自分に聞いてみてください。
そこに、これからの人生を変えるヒントがあるかもしれません。
⑤ 幸せを誰かに与えてもらおうとする気持ち
「素敵な人と出会えたら幸せになれる」
「お金がもっとあれば幸せになれる」
「仕事がうまくいけば幸せになれる」
私たちは、何かを手に入れた先に幸せがあると思いがちです。
もちろん、恋愛もお金も仕事も、人生を豊かにしてくれる大切なものです。
でも、それらがすべて揃っている人が、必ず幸せを感じているとは限りません。
反対に、思い通りにならないことがあっても、日々の暮らしの中に幸せを感じている人もいます。
では、その違いはどこにあるのでしょうか。
もしかすると、幸せとは、何かを手に入れることだけではなく、
今あるものに気づき、それを味わえる心にもあるのかもしれません。
誰かが幸せにしてくれるのを待つのではなく、自分にとっての幸せを自分で見つけていく。
そんな生き方も素敵だと思います。
運気が変わる時、心の中にも変化が起きる
占いでは、運気の流れや人生の転機を見ることがあります。
良い時期もあれば、思うように進まない時期もあります。
でも、私は運気が良いから必ず幸せになる、運気が悪いから不幸になる、とは考えていません。
同じような出来事に出会っても、どう受け止め、どう行動するかによって、その先の人生は変わっていきます。
例えば、これまでなら我慢していたことに「嫌です」と言えるようになる。
人の評価ばかり気にしていた人が、自分の気持ちを優先できるようになる。
失敗を恐れて動けなかった人が、小さな一歩を踏み出せるようになる。
そんな内面の変化が、行動を変え、人間関係や環境を変えていくこともあります。
それは、本人にとって「運が変わった」と感じられる出来事になるかもしれません。
手放すことは、失うことではありません
何かを手放すというと、失うことのように感じるかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか?
もう必要のない考え方を手放したら、新しい考え方を受け入れられるようになる。
無理をしていた関係を見直したら、自分のために使える時間が増える。
過去への後悔を少しずつ手放したら、これからの人生に目を向けられるようになる。
手放すことで、新しい可能性が見えてくることもあります。
そして、無理にすべてを手放す必要もありません。
今の自分が「もう必要ないかな」と感じたものから、少しずつでいいのです。
今年も残り2か月。何を手放しますか?
今日で10月も終わり、今年も残り2か月となりました。
年末が近づくと、部屋の片付けや大掃除を考える方も多いと思います。
でも、今年は少しだけ、心の中も見つめてみませんか?
今年、ずっと気になっていたこと。
いつまでも引きずっていること。
本当はもう必要ないと思っていること。
それらを一度、静かに振り返ってみる。
そして、自分自身に問いかけてみてください。
「私は、何を手放したら、もっと自由に生きられるだろう?」
運気を上げるために、何かを足し続ける必要はないのかもしれません。
今の自分に必要のないものを手放すことで、これまで見えなかった幸せや、新しい選択肢に気づくこともあります。
**星はヒント。決めるのはあなた。**
これからの人生を、もっと軽やかに、自分らしく。
そんな新しい一歩を踏み出してみませんか。
ほしよみ堂北千住店
鑑定師 いまここ而今






