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兵主部久談

心の中の妖怪は、退治しなくていいことがあります

不安になる自分を、消してしまいたいと思うことはありませんか。

 

彼から返信がないだけで、悪い未来ばかり考えてしまう。
人の顔色が少し変わると、「私が何かしたのでは」と怖くなる。
幸せなときほど、この関係もいつか壊れる気がする。

 

そんな自分を変えようとして、

「気にしないようにしよう」
「もっと前向きになろう」
「考えても仕方がない」

と言い聞かせる。

 

けれども、追い払おうとするほど、不安が大きくなることがあります。

 

 

心の中に現れる不安は、退治すべき敵とは限りません。

昔の自分を守るために生まれ、今も役目を果たそうとしている妖怪のようなものかもしれないのです。

妖怪は、人に何かを知らせる存在でもあります

妖怪というと、人を驚かせたり困らせたりする存在を想像するでしょう。

しかし昔の人は、理由の分からない音や災い、説明できない違和感に妖怪の姿を与えてきました。

 

名前も形もなければ、何を怖がっているのか分かりません。

姿を与えることで、「ここには気をつけたほうがいい」と考えられるようになります。

心の中の不安も、それに少し似ています。

 

 

ただ邪魔をしているのではなく、

「また傷つかないように」
「危険を見逃さないように」
「一人にならないように」

と、自分を守ろうとしている場合があるのです。

昔は必要だった守り方が、今を苦しくすることがあります

過去の恋愛で突然裏切られた人は、相手の小さな変化にも敏感になるかもしれません。

誰かの機嫌を読みながら育った人なら、目の前の人が黙っただけで緊張することもあります。

 

その反応は、当時の自分にとって必要だったのでしょう。

 

先に悪い未来を考える。
相手に合わせる。
嫌われる前に距離を置く。

そうすることで、大きく傷つくのを避けてきたのです。

 

ところが、環境や相手が変わっても反応だけが残ると、今の関係まで昔と同じ目で見てしまいます。

妖怪がいることより、妖怪の言うことに毎回従わなければならない状態が苦しいのです。

**分かっているのに変えられない**も、参考にしてみてください。

その不安が「今の危険」なのかを占いで見ます

不安を何でも過去の傷として扱うのも違います。

 

本当に相手の態度が変わっていることもあります。
隠している事情や、関係が離れていく流れを感じ取っている場合もあるでしょう。

 

だから私は、最初から「あなたの思い込みです」とは言いません。

 

まず占いで、相手の気持ちや現在の状況、これからの流れを確認します。

現実に注意すべき変化があるなら、その不安は大切な知らせです。

反対に、相手との間に問題が見えないのに同じ怖さが何度も現れるなら、過去から続く反応かもしれません。

 

 

約15年間、人の心と向き合ってきた経験は、この二つを分けるために生きています。

妖怪の役目を変えていけばいいのです

心の中の妖怪を、無理に追い出さなくてもかまいません。

 

不安が出てきたら、

「何から私を守ろうとしているのか」
「その危険は、今も本当にあるのか」

と確かめてみる。

 

そして、今の自分に必要な行動は自分で選ぶ。

妖怪に未来を決めさせるのではなく、何かを知らせる存在として付き合っていくのです。

 

不安がなくならなくても、不安に支配されずに動くことはできます。

 

現実に起きていることと、心の中で繰り返されていること。

その両方を見ながら、今のあなたに合った選択を一緒に探していきましょう。

 

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兵主部久談(ひょうすべ・くだん)

ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。

約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく、無意識の思考や行動のパターンを読み解くことを得意としています。

恋愛や人間関係で、

「なぜ、いつも同じことで悩むのだろう」
「どうして同じような恋愛を繰り返すのだろう」

そんなときは、一緒にその奥を見ていきましょう。

出演日:火・水・木(18時まで)・金・土

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