島郷かっぱ
学生時代を過ごした北九州市小倉南区・平尾台 ~あの頃の自分が、今の自分につながっている~
こんにちは。
若松生まれの占い師、島郷かっぱです。
これまでこのブログでは、私が生まれた北九州市若松区を中心に、
高塔山。
若戸大橋。
遠見ヶ鼻。
岩屋海岸。
石峰山。
二子島。
ボートレース若松。
いろいろな場所を巡りながら、人生や占いについて書いてきました。
でも今回は、若松を少し離れてみたいと思います。
向かった先は、
北九州市小倉南区・平尾台。
日本有数のカルスト台地として知られる場所です。
そして私にとって小倉南区は、ただの観光地ではありません。
学生時代を過ごした場所でもあります。
若い頃に見ていた景色。
大人になってから見る景色。
同じ景色でも、感じることは少し違います。
今回は平尾台を歩きながら、
「あの頃の自分が、今の自分につながっている」
ということを考えてみたいと思います。
小倉南区に広がる平尾台
平尾台は、北九州市小倉南区に広がるカルスト台地です。
国の天然記念物にも指定されている、日本を代表するカルスト地形の一つです。
平尾台へ行くと、まず目に入るのが、
広い草原。
そして、その中に点々と見える白い石灰岩。
遠くから見ると、羊の群れのようにも見えます。
そのため、
「羊群原(ようぐんばる)」
と呼ばれる景観があります。
北九州市にこんな雄大な景色がある。
久しぶりに訪れると、
「やっぱり平尾台はすごいな」
と思います。
地上だけではない平尾台
平尾台の魅力は、地上の景色だけではありません。
石灰岩が長い年月をかけて雨水などに溶かされ、地下には多くの洞窟が形成されています。
有名なのが、
千仏鍾乳洞。
そして、
目白洞。
などです。
地上には雄大な草原が広がっている。
でも、その地下にはまったく違う世界がある。
これって、
人間にも少し似ていると思いませんか?
人には「外から見える自分」と「内側の自分」がある
人間も、
外から見える部分だけがすべてではありません。
いつも笑っている人。
仕事ができる人。
明るい人。
何でも一人でできそうな人。
そんな人でも、
心の中では悩んでいることがあります。
「このままでいいのかな」
「本当はつらい」
「誰かに話を聞いてほしい」
でも外からは分からない。
平尾台も、
地上から見れば美しい草原です。
その下に巨大な地下世界が広がっているなんて、知らなければ分かりません。
人の心も同じです。
見えているものだけで、その人の全部を判断することはできません。
学生時代の自分
小倉南区で過ごしていた学生時代。
あの頃の自分は、
今の自分を想像していたでしょうか。
何十年後に、
占い師になっている。
ブログを書いている。
タロットカードを持って、人の相談を聞いている。
たぶん想像していなかったと思います(笑)。
学生時代って、
未来がものすごく遠く感じるんですよね。
40代なんて、
とんでもなく先の話。
自分がそこまで年齢を重ねることすら、あまり現実感がありません。
でも気づけば、
ちゃんと時間は流れていました。
あの頃、何を考えていたんだろう
学生時代を過ごした場所へ行くと、不思議な気持ちになることがあります。
昔通った道。
見覚えのある景色。
懐かしい場所。
すると、
当時の記憶が突然戻ってくる。
「あの頃、こんなことで悩んでたな」
「あの人、今どうしてるんやろ」
「もっと勉強しとけばよかったな」
いろいろ出てきます(笑)。
そして思うんです。
あの頃は、あの頃で一生懸命だったんだな。
過去の自分を否定しなくてもいい
大人になると、
昔の自分を振り返って、
「なんであんなことしたんだろう」
と思うことがあります。
失敗した。
遠回りした。
人を傷つけた。
傷つけられた。
もっと違う選択ができたはず。
でも、
今の自分には分かることでも、当時の自分には分からなかったことがあります。
経験がなかった。
知らなかった。
それでも、そのとき持っていた知識や経験の中で選んだ。
だから私は、
過去の自分を必要以上に責めなくてもいいと思っています。
タロットの「愚者」
学生時代の自分を思い浮かべると、
タロットの、
「愚者」
が浮かびます。
愚者は、
自由。
旅立ち。
可能性。
未知の世界。
新しいスタート。
そんな意味として読むことがあります。
若い頃って、
まさに愚者なのかもしれません。
この先どうなるか分からない。
でも歩いていく。
失敗する。
また歩く。
ときには遠回りする。
それでも、その経験が自分を作っていきます。
人生は一直線ではない
学生時代には、
人生ってもう少し単純だと思っていました。
学校を卒業する。
就職する。
仕事をする。
結婚する。
年齢を重ねる。
そんなふうに、一本道を進んでいくものだと思っていた気がします。
でも実際に歩いてみると、
人生はそんなに真っすぐではありません。
立ち止まる。
方向を変える。
迷う。
戻る。
新しいことを始める。
思っていたのとは違う場所へ行く。
でも、それでいいんですよね。
平尾台の石灰岩も長い時間をかけて今の姿になった
平尾台の景観は、一日でできたものではありません。
石灰岩が水に溶かされながら、長い年月をかけて独特のカルスト地形が作られてきました。
私たち人間も、
ある日突然、
「今の自分」
になったわけではありません。
子どもの頃。
学生時代。
社会人になった頃。
失敗した日。
うれしかった日。
悔しかった日。
誰かと出会った日。
誰かと別れた日。
そういう時間が少しずつ積み重なって、
今の自分になっています。
「遠回りした」と思っていることも
人生相談を受けていると、
「もっと早く気づけばよかった」
と言われることがあります。
転職。
恋愛。
結婚。
お金。
人間関係。
「あのとき違う道を選んでいれば……」
そう思うこともありますよね。
でも、
その遠回りをしたからこそ分かったこともあるはずです。
失恋したから、人の痛みが分かるようになった。
仕事で失敗したから、準備する大切さが分かった。
人間関係で悩んだから、距離の取り方を覚えた。
遠回りも人生の一部です。
四柱推命から見ても人生には流れがある
四柱推命では、その人が生まれ持った性質だけでなく、運の流れも見ていきます。
ずっと同じではありません。
動きやすい時期。
学ぶ時期。
人との縁が広がる時期。
立ち止まって考える時期。
人生にはいろいろな季節があります。
だから、
「今うまくいっていない」
からといって、
人生全部がうまくいっていないわけではありません。
今はまだ、
途中です。
学生時代の悩みを覚えていますか?
もし今、
仕事で悩んでいる人がいたら、
10年前の自分を思い出してみてください。
20年前でもいい。
その頃、
何に悩んでいましたか?
今でも同じことで悩んでいるでしょうか。
おそらく、
解決した悩み。
忘れてしまった悩み。
今考えると、
「なんであんなに悩んでいたんだろう」
と思うこともあるはずです。
今抱えている悩みも、
数年後の自分から見たら違って見えるかもしれません。
過去は変えられない。でも意味は変えられる
学生時代に戻ることはできません。
「あのとき、こうしておけば」
と思っても、やり直すことはできません。
でも、
過去の意味は変えることができます。
失敗だった。
と思っていた出来事が、
「あれがあったから今がある」
に変わることがあります。
つらかった恋愛が、
「あの経験があったから、人を見る目が変わった」
になることもあります。
過去の出来事は変わらない。
でも、
その出来事をどう受け止めるかは、今の自分が変えることができます。
今の自分を学生時代の自分が見たら?
平尾台の景色を見ながら、
少し考えてみます。
もし学生時代の自分が、
今の自分を見たら、
何と言うでしょうか。
「えっ、占い師になっとるん?」
と驚くでしょうね(笑)。
人生って、本当に分からないものです。
だから面白いのかもしれません。
今、
「この先どうなるんだろう」
と不安な人もいるでしょう。
でも、
10年後の自分が何をしているかなんて、意外と誰にも分かりません。
今では想像できない場所にいるかもしれません。
占いは未来を決めるものではない
だから私は、
占いで未来を見るときも、
「あなたの人生は絶対こうなります」
と決めつけたくありません。
タロット。
四柱推命。
西洋占星術。
占いはいろいろあります。
そこから、
自分の性質。
今の状況。
運の流れ。
可能性。
そういったものを見ることはできます。
でも最後に人生を歩くのは、
自分自身です。
占いは地図。
歩くのは自分。
私はそんなふうに考えています。
平尾台を歩きながら
広い草原。
白い石灰岩。
その下に広がる洞窟。
長い時間をかけて作られた景色。
平尾台を見ていると、
人間の人生なんて本当に短いものだと思います。
でも、
短いからこそ、
やってみたいことをやってみる。
会いたい人に会う。
好きなことをする。
行きたい場所へ行く。
そんなことも大切なのかもしれません。
あの頃の自分が、今の自分につながっている
学生時代を過ごした小倉南区。
そして平尾台。
昔見ていた景色と、
今見る景色は同じようで違います。
変わったのは、
景色ではなく、
自分なのかもしれません。
いろいろ経験しました。
失敗もしました。
遠回りもしました。
思っていた人生とは違うところへ来た部分もあります。
でも、
その全部が今につながっています。
学生時代の自分。
社会人になった自分。
悩んでいた自分。
新しいことを始めた自分。
そして、
今こうして占い師として活動している自分。
どれか一つが欠けても、
今の自分ではありません。
もし今、
過去を後悔している人がいたら、
少しだけ見方を変えてみてください。
その経験が、
まだ何につながるのか分かっていないだけかもしれません。
人生は、まだ途中です。
平尾台の雄大な景色を眺めながら、
そんなことを考えた今回の北九州めぐりでした。
若松生まれの占い師、島郷かっぱでした。
それでは、また。






