謝ってくれることと、同じことを繰り返さないことは別です
「もうしない」
「悪かったと思っている」
「今度こそ変わるから」
問題が起きたあと、相手がきちんと謝ってくれると、張り詰めていた気持ちが少し緩みます。
自分の苦しさを分かってくれた。
反省してくれた。
まだ関係を大切に思ってくれている。
そう感じられるから、もう一度信じてみようと思うこともあるでしょう。
けれど、謝ってくれることと、同じことを繰り返さないことは別です。
謝罪は過去に起きたことへの言葉ですが、再発を防ぐには、その後の行動や二人の関係の仕組みまで変える必要があるからです。
謝罪は、その場の苦しさを終わらせます
浮気、嘘、約束を破ること、強い言葉で傷つけること。
何かが起きた直後は、相手も不安になります。
このまま嫌われるかもしれない。
別れを告げられるかもしれない。
信頼を失ったかもしれない。
そのため、普段より強く反省し、真剣に謝ることがあります。
その謝罪が嘘だとは限りません。
本当に申し訳ないと思い、その瞬間には「もう二度としない」と決めている人もいます。
ただ、謝罪によって二人の緊張が解けると、問題まで解決したように感じやすくなります。
話し合いが終わり、いつもの関係に戻る。
しかし、なぜその行動が起きたのか、次は何を変えるのかまでは決まっていない。
それでは、気持ちは落ち着いても、同じことが起きる条件は残ったままです。
本当に反省していても、繰り返すことがあります
同じことを繰り返す人が、必ずしも何も感じていないわけではありません。
悪いと分かっていても、その場の感情に流される。
嫌われるのが怖くて嘘をつく。
自分の不満を言葉にできず、別の行動で表す。
本人も直したいのに、自分がどこで同じ流れに入るのか分かっていない場合があります。
反省する力と、行動を変える力は同じではありません。
だから見る必要があるのは、謝り方の上手さや言葉の強さだけではありません。
何が原因だったと本人が考えているのか。
次に同じ状況になったら、どう行動するのか。
そのために何をやめ、何を始めるのか。
そこが具体的になって、初めて変化が始まります。
信頼は、言葉よりもその後の行動で戻ります
信頼は、一度の大きな約束によって元に戻るものではありません。
小さな行動が、時間をかけて一致していくことで戻ってきます。
都合の悪いことも隠さずに話す。
決めた約束を守る。
相手に我慢を求めるだけでなく、自分も不便を引き受ける。
必要なら人の助けを借りる。
そうした行動が続くなら、謝罪のあとに関係を作り直そうとしていると考えられます。
一方で、「謝ったのだから、もうよいでしょう」と早く許すことを求めたり、話し合うと逆にこちらを責めたりするなら、問題の中心はまだ変わっていないのかもしれません。
許すかどうかと、すぐに以前の関係へ戻るかどうかは別です。
謝罪を受け取りながら、その後の行動を見る時間を持ってもよいのです。
占いでは、謝罪の言葉だけでなく、この先の流れを見ます
相手は今、本当に何を感じているのか。
なぜ同じことが起きたのか。
二人の関係には、どのような繰り返しがあるのか。
このまま続けたとき、行動は変わっていくのか。
占いでは、相手の気持ちだけでなく、その気持ちが行動につながる可能性や、これからの関係の流れを見ていきます。
私は約15年間、カウンセリングやコーチングを通して、「分かっているのに繰り返してしまう」人の心と行動に向き合ってきました。
その経験を生かし、言葉の奥にある無意識の反応や、二人の間で続いている役割まで一緒に見ます。
信じたいと思うことは、弱さではありません。
ただ、信じるために必要なのは、強い謝罪の言葉だけではないのです。
何を言ってくれたかだけでなく、そのあと何が変わったか。
そこを確かめることで、もう一度信じるのか、距離を置くのかを、自分で選べるようになります。
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兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく、謝っても繰り返してしまう行動や無意識のパターンを読み解くことを得意としています。
「謝ってくれたから、もう一度信じたい」
「でも、また同じことが起きるのが怖い」
そんなときは、言葉と行動、この先の流れを一緒に見ていきましょう。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土






