ブログ

一文字 村雨

占い師の仕事は、フライフィッシングに似ている

釣りに出掛けて、魚がまったく釣れないことを「ボウズ」という。

 

待てど暮らせど魚が掛からない。

水面を眺めているうちに、時間だけが過ぎていく。

 

ただ待つという行為が苦手な私は、

もともと釣りに興味がないどころか、

むしろ趣味としては敬遠する部類。

何も起こらない時間に耐えられないからだ。

 

ところが、フライフィッシングだけは違った。

第一に、竿の振り方が難しい。

細い糸の先に結んだ毛針を、

狙った場所へ運ぶ。

それだけのことが、思うようにいかない。

釣り糸を絡ませて、何本ダメにしたかわからない。

そのうえ、毛針の巻き方も同じくらいに難しい。

 

だからこそ、うまくなりたいという

チャレンジ精神に火が付いたのが没頭した理由でもあるが、

ただそれよりも、結果が一瞬でわかるのがよかった。

 

毛針が水面に落ちた瞬間、

魚が食い付くことがある。

気の早いマスは、

まだ空中にある毛針に飛び付いてくる。

それがとても分かりやすい。

 

静寂を破って湖面に水しぶきが上がる。

竿がしなる。

腕が湖底に引きずり込まれる。

マスが跳ねる。

こちらは糸を操りながら、相手の力を受け止める。

このカタルシスを味わうためには

もちろん、偶然に頼るだけでは足りない。

戦略を練らなければならない。

 

飛んでいる虫を観察し、毛針を選ぶ。

気温や水温、風を読み、竿やラインを使い分ける。

服装ひとつで魚に気配を悟られることもある。

 

魚がいないのか、いるのに食わないのか。

こちらの技術が足りないのか、そもそも選択が間違っているのか。

釣れないという事実は同じでも、その理由はいくつもある。

 

占い業も、似たようなものだと思う。

プロフィールを整え、宣材写真を撮り、SNSで発信する。

どの占術を使い、何を伝え、どんな言葉でお客様に向き合うか。

仮説を立て、試し、失敗から学ぶ。

そして、鑑定を終えたお客様が「また来ます」と言う。

その言葉が、次の一投を投げる理由になる。

 

ただ、ひとつだけ大きな違いを上げるとすれば、

占い館には熊が出ないから、

どれだけ没頭しても安心ということである。

 

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

中島多加仁先生との共著書が出版されました!

『逆引き紫微斗数』

https://amzn.to/436qeYe

皆さんのレビューが原動力です。応援よろしくお願いします。

今回の記事はいかがでしたでしょうか。

Xや、Instagramのアカウントでは

出演情報やミニ鑑定動画を発信しています。

フォローしてお得な情報をゲットしてください!

鑑定をご希望の方は

こちらからすぐ予約できます。

2026年5月13日に

ほしよみ堂池袋店がオープンしました。

https://hoshiyomido.com/s/40588/

池袋駅東口39番出口から徒歩3分。

駅近で利便性もありながら、

静かな環境でじっくり鑑定が受けられます。

紫微斗数や四柱推命など、運命鑑定をじっくりご希望なら

池袋店でご予約ください。

https://hoshiyomi-online.stores.jp/reserve/hoshiyomido-ikebukuro/2186937/book/course_type?staffCanonicalId=265457

遠方にお住まいの方や

対面は緊張するという方は

Zoom鑑定をお試し下さい。

  • 「ほしよみ堂」youtubeチャンネル
  • 占い師募集

占いのことなら|ほしよみ堂 > ブログ > 占い師の仕事は、フライフィッシングに似ている