星 叶夢
星 叶夢(ほし かなむ)
ほしよみ堂大阪梅田店所属
「あんた、その子まともなんやろうな?」~今日も、愚痴っていいですか?~
~今日も、愚痴っていいですか?~
前回、嫁姑問題について書きました。
反響ありました。やっぱりね!
私の嫁株は、上場初日から高値。
気がつけばストップ高(笑)
そんな古風で優しい嫁だった私ですが、
姑から言われた言葉の中には、
何十年経っても忘れられないものがあります。
今日は、その一つを。
私は第一子を出産した後、SLE(全身性エリテマトーデス)を発症しました。
その後も入退院を繰り返し、薬を飲みながら生活していました。
そして、第二子を妊娠。
もちろん、妊娠については医師とも相談していました。
それでも、たくさんの薬を飲んできた私です。
お腹の子への影響が、まったく気にならなかったと言えば嘘になります。
でも私は、
大丈夫
根拠のない自信のようなものを持っていました。
そんなある日
姑から突然、聞かれました。
「あんた、その子まともなんやろうな?」
……。
今なら言えます。
なんちゅうこと言うねん。
それも妊娠している本人に。
心配だったのでしょうか?
もしかしたら、姑なりの心配を表した言葉だったのかも?
でもね
言っていいことと、悪いことがあります。
私は、その言葉を今でも覚えています。
そして、この言葉を言われたことを、
夫に話すこともできないままでした。
姑とのことで夫に相談しても、返ってくる言葉はいつも同じ。
「ほっとけ。」
いやいや。
ほっとけないから、あなたに言っているんですけれど。
当時の私は
姑には言えない。
夫にも言えない。
結局、私が飲み込む。
今振り返ると、
これが私の「我慢癖」だったのでしょうか?
当時、私は一つの覚悟を決めていました。
もし、生まれてくる子に何らかの障害があったとしても、
この子を「かわいそうな子」として育てさせない。
夫は当時、障害のある人を見ると、
「かわいそう。」
「気の毒だ。」
そんな言葉を使うことがありました。
私は、そのたびに、
「違う。」
と話していました。
障害があることと、不幸であることは同じではない。
可哀想なんて、おこがましい
自分の子どもを周囲から「かわいそうな子」として扱われることは、私には受け入れられませんでした。
だから万が一そうなった時には、
私は子どもを連れて、この家を出よう。
そこまで考えていました。
それほどの覚悟を持っていたのに、
姑から言われたあの一言には、
何も言い返せませんでした。
身体が震えました。
昔の私は、本当に我慢強かった。
言い返す言葉すら浮かばなかった。
我慢強いことを、良いことだと思っていた?ドM?
嫁だから。
お姑さんだから。
夫のお母さんだから。
家族だから。
波風を立てない方がいい。
私が黙っていれば済む。
そうやって、たくさんの言葉を飲み込んできました。
でも今は思います。
我慢は、美学ではありません。
もちろん、何でも言い返せばいいとも思いません。
相手を傷つけるために言葉を使う必要もありません。
でも、
「私は嫌です。」
「その言い方は傷つきます。」
「それはやめてください。」
そう伝えることまで、我慢しなくていい。
嫁姑問題って、
どちらか一方だけが悪いとは限りません。
良かれと思ってしたことが、相手には迷惑だったり。
言わなくても分かると思っていたことが、まったく伝わっていなかったり。
そして私のように、
我慢している本人さえ、自分が我慢していることに気づいていない場合もあります。
私は長い間、
「これくらい大丈夫。」
「私が我慢すれば済む。」
そうやって過ごしてきました。
今だから笑って話せることもあれば、
今振り返っても、
「いや、それはアカンやろ。」
と思うこともあります。
だからこそ、
もし今、
「こんなことで腹を立てる私がおかしいのかな?」
「嫁なんだから我慢するべき?」
「姑のことを悪く言うみたいで、誰にも話せない。」
そんなふうに思っている人がいたら、
まずは話してみてもいいと思います。
愚痴から始まったって、いい。
言葉にして初めて、
「私、本当は嫌だったんだ。」
と気づくこともあります。
占いで未来を見る前に、
今の自分の気持ちを整理する。
そんな時間が必要な時もあります。
だから私は、
「占ってください。」の前に、
「ちょっと愚痴っていいですか?」
そんなご相談でも大歓迎です。
私なら――
たぶん、かなり聞けます
姑の名言は、まだまだ!(笑)
ほしよみ堂大阪梅田店 星 叶夢






